【ラ・リーガ】ソシエダ1-3ビジャレアル(日本時間2月24日/レアレ・アレーナ)
久保建英の上手すぎるプレーに時が止まった。逆サイドからのクロスボールに反応した日本代表MFは、タッチライン際という難しいエリアだったにも関わらず、一糸乱れぬボールタッチで完璧にコントロール。そのままダイレクトで味方選手にパスを出す難易度の高いプレーを成功させた。
ソシエダが0-2と追いかける展開で迎えた74分、右WGで先発出場していた久保建英はボックス内で逆サイドからのクロスに反応した。
味方からのクロスがゴールライン際へと逸れた上に相手選手との距離も近かったため、日本代表MFはロストを恐れてダイレクトで近くにいたチームメイトにボールを落とすことを選択。これが一糸乱れぬボールタッチで完璧にコントロールしてからのパスとなった。
わずかにタッチがズレれば、ゴールラインを割ることや相手選手に奪われる可能性があった。この難しい状況の中でも久保は、自慢のテクニックを存分に発揮。いとも簡単にやっているように見せる余裕さえ感じさせる高い技術に、改めて多くのファンが惚れ込んだのではないだろうか。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)