【パリ五輪女子サッカーアジア最終予選】なでしこジャパン ２－１ 北朝鮮女子（２月28日／国立競技場）
なでしこジャパン（日本女子代表）をパリ五輪出場に導いた決勝ゴールは、素晴らしい突破とクロスから生まれた。北朝鮮女子との一戦でDF清水梨沙が右サイドを巧みに突破してピンポイントクロスを供給。決勝ゴールを演出したビッグプレーにファンからも称賛の声が集まっている。
２月24日の第１戦がスコアレスドローに終わり、パリ五輪女子サッカーアジア最終予選は国立競技場での第２戦に運命が託された。なでしこジャパンは26分に高橋はなの先制ゴールでリードすると、76分にもビッグチャンスを作る。
敵陣中央からMF長野風花が右サイドにダイレクトパスを出すと、DF清水が抜け出す。オープンスペースへのボールはやや長くなったが、清水は爆速して追いつくと、相手DFの歩幅を見て冷静に股抜き。そのまま中央にピンポイントクロスを供給し、最後はMF藤野あおばがヘディングシュートを叩き込んだ。
北朝鮮女子が81分に１点を返しているため、この得点は最終的にパリ五輪出場を決める決定的な決勝ゴールに。スコアラーの藤野はもちろん素晴らしかったが、爆速ダッシュ→股抜き突破→正確なクロスでアシストを記録した清水にも称賛の声が集まっている。
SNSには「ナイスアシスト」「股抜きの切り返しお見事！コレは清水梨紗選手の得点と言いたいぐらいだ」「激うま」「技あり」「絶妙でした」「痺れました」「右サイドを疾風のごとく切り裂きましたね」「アシスト最高」「股抜き→ラストパス最高にカッコよかった」「なんなのこの股抜きｗｗ」など称賛のコメントが溢れた。
前半終了間際にGK山下杏也加がゴールライン上ギリギリでボールをかき出して話題となった「山下の１ミリ」などと並んで、清水の超絶的なアシストはパリ五輪出場に向けた決定的なビッグプレーとなった。
（ABEMA de DAZN／なでしこジャパン）
