『しくじり先生 俺みたいになるな!!』に、「すしざんまい」の木村清社長が登場。すしざんまいの成功の裏には、銀座ホステスの存在があったことを明かした。
有名人たちのしくじり経験談を通して「失敗しないための教訓」を学ぶ本番組。この日は、人気寿司店「すしざんまい」の社長・木村清氏がしくじり先生として登壇。タレントの伊集院光が助っ人教員としてサポートしながら、すしざんまい開店時のしくじりと成功の裏側を語った。
授業を聞く”学園メンバー”は、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、玉田志織、欅坂46の松田里奈、山之内すず。
「お客さんのためなら寿司業界の伝統・常識なんてぶっ壊せ!」という考えから、24時間営業の寿司屋を始めた木村社長。当初は、築地に出入りするトラックドライバーを客層として想定し、築地に「すしざんまい」1号店を開いた。しかし、運送業は時間との戦いでゆっくり寿司を食べる時間はなく、深夜の客はほぼゼロだったという。
次に木村社長が新たなターゲットとして注目したのは、銀座のクラブで働くママとホステスだった。アフターでお客さんと一緒に利用できると考えた木村社長は、知り合いのママに24時間営業をやっていることを徹底的にPRしたという。
木村社長は「銀座のママのすごさはおねだりのうまさ」だといい、そんなママたちに知れ渡ったことで、すしざんまいはホステスと”おねだり”されたアフター客の男性たちで大繁盛。深夜から明け方まで店の表には40人ほどの美女がずらりと並び、その光景は築地名物になったという。
さらに、銀座ママの特有の習性から、「私の方がお客さんを連れて来れる!」というママ同士の見栄の張り合いが勃発し、お客さんがさらに急増。この相乗効果で、すしざんまいは「真夜中に行列ができるお寿司屋さん」として広く話題になったという。そして、この噂は予期せぬ客層にまで届き、意外な人たちが店に殺到することに……はたしてそのお客さんとは?