【ポルトガル】リオ・アヴェ3-3スポルティング(日本時間2月26日/エスタディオ・ドス・アルコス)
荒れた試合を象徴する出来事だった。リオ・アヴェの選手が2枚目のイエローカードで退場となった場面で、スポルティングMF守田英正は残りの時間も意識してかその選手に早くピッチを立ち去るように要求。互いに押し合う小競り合いへと発展した。
3-3で迎えた90+1分、リオ・アヴェDFレナント・パンタロンの手がスポルティングFWヴィクトル・ギェケレシュの顔面を直撃した。
80分に1枚目のイエローカードを貰っていたクロアチア人DFはこのプレーで2枚目のカードが出されて退場処分となった。
しかし、これに納得が行かない様子のパンタロンを含むリオ・アヴェの選手たちは主審を囲んで強く抗議。その一方でスポルティングの選手たちも苛立ちを募らせており、中でもMF守田英正はなかなか立ち去らないパンタロンに早く出るように要求。互いに軽く突き飛ばし合う小競り合いへと発展した。
最終的に退場処分となったパンタロンは主審に促される形でベンチ裏へと去っていった。この試合は両チーム合わせて9枚もカードが飛びかっており、キックオフ直後から試合終了間際まで小競り合いが続く荒れた展開となっていた。
(ABEMA de DAZN/ポルトガル)