元Jリーガーで、現在はサッカー解説者として大人気の林陵平氏が、全39試合(1試合は延期)が開催された2月度のプレミアリーグからベストイレブンを選出した。
GKはグリエルモ・ヴィカーリオ(トッテナム)、最終ラインはマロ・ギュスト(チェルシー)、フィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール)、ルイス・ダンク(ブライトン)、ネイサン・アケ(マンチェスター・C)。中盤はジョアン・ゴメス(ウルブス)とロス・バークリー(ルートン・タウン)、2列目がブカヨ・サカ(アーセナル)、マーティン・ウーデゴール(アーセナル)、フィル・フォーデン(マンチェスター・C)、そして最前線がラスムス・ホイルンド(マンチェスター・U)という顔触れになった。ファン・ダイクやウーデゴールなどの大物からJ・ゴメスやホイルンドなど台頭中の新鋭まで流石のチョイスだ。
そんな林氏がとくに感銘を受けたのが、2月は4試合で6ゴール(1月を含めれば5試合連続ゴール中)と大暴れしたサカだ。今季ここまでキャリアハイの公式戦16ゴールを挙げているレフティーを次のように分析する。
「何もないところからゴールを生み出す力が、サカには備わってきた。ボールの受け方やシュートにもバリエーションが増えてきて、ゴールへの意識や決定力が付いてきましたね。現代サッカーのウイングはストライカーの役割を担うケースも多く、サラーやソン・フンミンなどシーズン20得点を奪えるウイングこそが真のワールドクラス。サカが彼らと並ぶような真のワールドクラスに成長することを期待しています」
3月もプレミアリーグで最高峰タレントたちの競い合いを大いに楽しみたい。
(ABEMA/プレミアリーグ)