【セリエA】ナポリ 2-1 ユヴェントス(日本時間3月4日/スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ)
豪快すぎるボレーシュートにナポリのティフォージたちも大興奮となった。ナポリで売り出し中のFWフヴィチャ・クヴァラツヘリアのゴラッソに、「バケモンだ!」「綺麗すぎるボレー」など称賛の声が届けられた。
ナポリはセリエA第27節で2位ユヴェントスと対戦。注目のビッグゲームで口火を切ったのは、新進気鋭のジョージア代表FWが放った驚愕のボレーシュートだった。
ゴールレスで迎えた42分、右サイドで折り返しのボールを受けたDFジョンバニ・ディ・ロレンツォが、ダイレクトでクロスボールを蹴り込む。ユヴェントスのDFブレーメルがヘディングでクリアした先に待ち構えていたのが、クヴァラツヘリアだった。
山なりのルーズボールに対してバックステップしていち早く落下地点に入ると、そのまま右足を振りかぶって一閃。シュートを吹かさないように丁寧に被せたダイレクトボレーは、相手DFをかすめて鋭くニアサイドをぶち抜きゴールネットを揺らした。
ゴールを決めたクヴァラツヘリアは、ニースライティングのゴールセレブレーションからティフォージ(サポーター)の待つゴール裏へ。エースが決めた先制点にスタジアムも大歓声となった。
ダイレクト&バックステップしながらという高難度のゴラッソに、ABEMAのコメント欄でも「すごいボレーだ」「キターー」「エグすぎw」「バケモンだ」「うまっ」と称賛の声が寄せられ、「綺麗な姿勢で」「屈強な足腰」「吹かさなかっただけでもすごい」などクヴァラツヘリアを褒める声が絶えなかった。
クヴァラツヘリアはナポリ入団1年目の昨シーズンにセリエA最優秀選手に輝く活躍でリーグ優勝に貢献。今シーズンは二度の監督交代などチームが不安定ゆえやや持ち味を出しきれていなかったが、前節のサッスオーロ戦で2ゴール、そしてこのユヴェントス戦でゴラッソとここにきて調子を上げ、今夏はバルセロナ、パリSG、チェルシーなどが獲得に動くと報じられてもいる。
なお、売り出し中の23歳ウイングのゴールで先制したナポリは、81分にFWフェデリコ・キエーザのゴラッソで追いつかれたものの、88分にFWジャコモ・ラスパドーリが決勝ゴールを奪い、ユヴェントスを下している。
(ABEMA de DAZN/セリエA)