【ラ・リーガ】バレンシア 2-2 レアル・マドリード(日本時間3月3日/メスタージャ)
レアル・マドリードのDFダニエル・カルバハルが、バレンシア戦で32歳のベテランらしからぬ痛恨のミスを犯した。後方へのバックパスが相手へのプレゼント・パスになってしまい、失点の戦犯となってしまったのだ。さすがに自身も気落ちした様子だった。
30分、1点ビハインドのレアル・マドリードにまさかの事態が起こった。ビルドアップ攻撃を狙った場面で、右タッチライン側にいたカルバハルからGKアンドリー・ルニンへのバックパスが、バレンシアのFWロマン・ヤレムチュクにカットされてしまう。ヤレムチュクは飛び出したルニンをかわし、無人のゴールにシュートを流し込んだ。
カルバハルとしては、完全に相手へのプレゼント・パス。言い訳できない完全なミスで、SNSにもファンから「凡ミス」「カルバハルのミスだけど、ハマってるのにボールを出したチュアメニにも責任がある」「信じられないミス」「今シーズンはこういうミス少なかったのに」「いやー最悪」「なんてボールを出してんだ」「何が起こった?」「嘘だろ」など批判的なコメントが並んだ。
ただ、カルバハルは45+5分に右サイドからのクロスで、ヴィニシウス・ジュニオールのゴールをお膳立て(記録上のアシストはロドリゴ)。なんとか名誉回復に成功している。
ゲームは最終的に2-2のドローで終了。ただ、試合終了間際にジュード・ベリンガムの決勝ゴールが不可解な強制試合終了ホイッスルで取り消され、主審に抗議したベリンガムが退場処分となるなど、最後の最後は大きなカオスとなった。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)