【セリエA】ラツィオ0-1ミラン(日本時間3月2日/スタディオ・オリンピコ)
確かにファウルだが、一発レッドカードは厳しい判定にも見えた……。ミラン戦でラツィオのDFアダム・マルシッチが、競り合いの際にプッシングでファウル。その数秒後にまさかの退場処分となった。この判定に視聴者は「なんで退場なんや?」「レッドは文脈がわからん」と困惑の様子となった。
問題のシーンは、1人少ないラツィオが1点を追う展開となった90+4分だった。ゴールキックからのボールをハーフウェーライン付近でラツィオのマルシッチが、ミランのFWラファエウ・レオンと競り合った際にプッシング。ファウルとなった数秒後、まさかの一発レッドカードが提示され退場処分となった。
このシーンについてSNSでは、「マルシッチなんで退場なんや?」「レッドは文脈がわからん」「退場はイマイチ意味わからん」と困惑の声が散見された。
一方、リプレイ映像で見ると、笛が鳴った直後にマルシッチはマルコ・ディ・ベッロ主審に向かって何やら大声を張り上げていた。そのため、「恐らく審判への侮辱行為」「抗議で一発退場になったマルシッチは一体何を言ったんだろうか…」などの声も出ている。現地イタリア・メディアもその見解だが、今のところその暴言内容は明らかになっていない。
ちなみに、ラツィオは90+6分にもマテオ・ゲンドゥージも悪質な報復行為で一発レッドカードを食らい、なんと1試合で3人もの退場者を出して(セリエAでは約12年ぶり)、0-1で敗戦。フラストレーションを溜めた試合後にはミランと乱闘騒ぎとなった。なお、ベンチ入りした日本代表MFの鎌田大地に出番はなかった。
(ABEMA de DAZN/セリエA)