【写真・画像】「バンプすげえ」米国の次世代レスラーが"飛びすぎ”異例注目 「芸術的な受け」に識者脱帽 1枚目
【映像】芸術的“飛びすぎ”受け身の瞬間

WWE】SMACKDOWN(3月1日・日本時間2日/グレンデール)

 トップレスラーが必殺技でリングを一掃。本来であれば主役に対する賞賛でフィナーレを迎える場面で、実況やファンが注目したのは負けた側の“芸術的なやられっぷり”だった。

【映像】芸術的“飛びすぎ”受け身の瞬間

  話題のシーンは、ランディ・オートン対オースティン・セオリーのシングルマッチで起きた。満身創痍のオートン相手に狡猾な戦いをみせ最後は敗れたセオリーだが、バイプレーヤーらしい「バンプ(受身)」の技術に賞賛コメントが相次いだ。

 バックステージで陰口を叩いていたことから、怒りのオートンに対戦要求されて急遽決まった試合。最初からブチ切れモードの“バイパー(オートンの愛称)”に、セオリーがメタメタにやられる展開かと思いきや、ローリングしての『ブロックバスター』や、足をピンポイントで削ってからのエルボーを決めるなど思わぬ健闘を見せる。

 セオリーはオートンへ挑発的な『掟破りのエレベイテッドDDT』を狙うが不発。ロープの隙間からきれいに前方回転し立ち上がった瞬間に、素晴らしいタイミングで合わせたオートンにカウンターの『RKO』をモロに喰らい、カウントスリーで試合に敗れた。快心のRKOに中継ゲストだったケビン・オーエンズは「こりゃスゲエ」と笑顔で拍手喝采。

 だが、試合後にセオリーの盟友グレイソン・ウォーラーが乱入してオートンを襲撃すると、見かねて救出へ向かい、セオリーに『スタナー』を炸裂。セオリーは反動であり得ない高さまでぶっ飛んで崩れ落ちた。

 この活きの良いぶっ飛び方に、解説でWWE通の“料理系TikToker”もりお氏が「オースティン・セオリー、2メートルくらい飛びましたからね。あのバンプで」と言及すると、実況の清野茂樹アナウンサーも「スプリングが入っていたんじゃないかってくらい…」と頷いた。

 リプレイのスロー映像で改めてセオリーの超変則な“RKO被弾”シーンが映し出されると、ファンから「器用だなw」「完璧だ」「受けがいいな」「セオリー上手い」など見事なやられっぷりを絶賛する声が上がった。

 攻撃する側にスポットライトがあたりがちな世界ではあるが、26歳の新星セオリーの技を受ける技術には光るものがある。ファンも「セオリーやっぱり逸材だ」と唸るシーン満載の一戦だった。

ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)

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