【ブンデスリーガ】ヴォルフスブルク2-3シュトゥットガルト(日本時間3月3日/フォルクスワーゲン・アレーナ)
その男の不敵な笑みが、逆に恐ろしさを感じさせた。シュトゥットガルトDFワルデマー・アントンはPKの判定をめぐって入り乱れたシーンで、相手選手に向かって笑みを浮かべながら近づいたのだ。その光景にはファンも「顔こえぇよw」と戦慄を覚えたようだった。
シュトゥットガルトは52分、FWエンゾ・ミロがドリブル突破から右サイドを駆け上がり、相手ボックス内へと侵入したが、ヴォルフスブルクのDFヨアキム・メーレに後ろから手をかけられ、倒されたことでPKを獲得した。このシーンの直後、事件は起こった。
判定に納得のいかないヴォルフスブルクの選手たちが審判へ抗議する中で、シュトゥットガルトのヴァルデマール・アントンが不敵な表情というべきか、半笑いを浮かべながら選手たちに向かって行ったのだ。これにはファンも「顔こえぇよw」と驚きの声を挙げている。
今年1月、チームとの契約を2027年まで延長したアントンは今季、遠藤航がリヴァプールへと移籍したことでキャプテンマークを引き継いだ選手だ。ここまでリーグ戦に全試合出場するなどチームをけん引。チームの顔とも言える選手だが、今回は違う意味で顔に注目が集まる試合となった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)