【セリエA】ナポリ 2-1 ユヴェントス(3月4日/スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ)
同点の状況で痛恨のプレーだった。途中交代で入ったばかりのユヴェントスのMFジョセフ・ノンジェがペナルティーエリア内で、ファウルを犯してPKを献上してしまったのだ。
ベルギーU-20代表で18歳の逸材ノンジェは、76分に交代でピッチへ。セリエA2試合目の出場となった。しかし、1-1で迎えた85分、痛恨のミスを犯してしまう。
ペナルティーエリア内でユヴェントスのDFダニエレ・ルガーニとDFブレーメルが、ナポリのFWヴィクター・オシムヘンからボールを奪おうとした場面。ノンジェも必死にアタックしたが、オシムヘンの右足を踏みつけてしまったのだ。
レフェリーはオンフィールドレビューで確認へ。VAR映像が中継に流れると、視聴者たちは「ガッツリ踏んでる」「やっちまったな」「痛すぎる」「これはアカン」「文句なしのPK」などと反応したが、実際にやはりPK判定となった。結局、このPKの流れからユヴェントスは勝ち越しゴールを許し、途中交代で流れを変えるべく出場したノンジェは、90分に再度ベンチに下げられる羽目となった。
イタリア・メディア『tuttomercatoweb』は、選手採点でノンジェに両チーム最低の「4」を付け、「これ以上の悪い交代選手はいない。わずか10分足らずで、ナポリに勝利をもたらすPKに繋がるファウルを犯したのだ」と辛口だった。
ノンジェ自身も反省している。インスタグラムで「私は間違いを犯しました。全責任を負います。チームメイトとサポーターの皆さん、ごめんなさい。サポートをありがとうございました。リセットする時間と残りのシーズンに集中します」と謝罪した。
ユヴェントスとしてはもちろん痛いPK献上と敗戦となったが、ノンジェはまだ18歳。この失敗を糧に成長してもらいたいものだ。
(ABEMA de DAZN/セリエA)