お医者さんがSNSに投稿した休日の趣味。手を使わずに驚異的な技術とスピードで折り鶴を折っていく動画に「何が何だか分からないまま見入ってしまった」「こんな先生にオペしてもらいたい」など反響を呼んでいる。
注目を集めているのは、ナス太郎さん(@ysk84books)の投稿。「休日の趣味 2分未満の感覚が戻ってきました」とコメントを添えて、動画を自身のSNSにアップした。動画には「鉗子」(腹腔鏡手術で用いる道具)を2本使い、高速で折り鶴を折っていく様子が映っている。
この投稿を見た人からは、「手で折るより早そうに思える」「お医者さまかなと思ったらやはりお医者さまだった」「こんな先生にオペしてもらいたい」「何が何だか分からないまま見入ってしまった」などのコメントが寄せられ、投稿には約5万件の“いいね”が押されている(※3月5日13時のデータ)。
ニュース番組『ABEMAヒルズ』は、ナス太郎さんを取材。このスゴ技について「いつも折っているわけではありませんが、土日の少なくともどちらかは折っている事が多いです。この『鉗子(腹腔鏡手術で用いる道具)で折ってみる』とか『最小限の手順できれいに折る』などテーマを決めて折っています。2012年7月4日に1羽目を折って以後、週3~4回でずっと続けています。最初は1000羽でやめようかと思ったのですが何となく続けてしまい、現在1万4000羽ほどになります」とのこと。
投稿の反響には「投稿した翌朝に“いいね”が見たこともない数になっていて、かなり驚きました。ただ鶴が折れる=手術ができる、ではないことはぜひご理解いただきたいと思っています。腹腔鏡手術の練習方法としては王道ではなく賛否両論があります。個人的には手術操作そのものではないけれど、左右の手を協調性をもって動かす作業なので、習熟した結果として手術時に手が動くようになっているととらえています。このような形で評価していただいて感謝しています」と話している。(『ABEMAヒルズ』より)
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