【ラ・リーガ】アトレティック0-0バルセロナ(3月4日/サン・マメス)
明らかに後ろから倒されたようにも見えたが、判定はノーファウルとなった。バルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルがボックス内で倒れたがPKとはならず、選手と監督が両手を挙げて猛抗議。ファンも「ヤマル大事にしてくれ!」と嘆いていた。
問題のシーンは65分だった。敵陣右サイドでボールを受けたバルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルがスピードに乗ったドリブルでボックス内へと侵入。アトレティック・クルブのMFアレックス・ベレンゲルが戻って対応したが、両者の足が絡まるようにして2人は転倒。リプレイ映像で見る限りでもベレンゲルが後ろから倒した印象は強く、バルセロナサイドはPKを確信していた。しかし、判定はノーファウルとなった。
当然、これにはシャビ監督も両手を広げながら「PKだろ!」と不満をあらわにした。
ファンもSNS上で「あれでファウルじゃなかったらヤマル怪我させられるで」「ヤマル大事にしてくれ、ガチで」「最近ヤマルへの対応がファウルしかなくなってきててそろそろマジ怖い」「どうみたってヤマルのところファウルだろ。あれで倒れるなってのは無理がある」と、審判のジャッジに納得がいかない様子だった。
バルセロナはこの試合で、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングとスペイン代表MFペドリが負傷交代を強いられ、新星ヤマルも厳しいチャージを受けて倒れることが多かった。そんな背景もあり、ファンからすると心配する気持ちが膨れ上がったのかもしれない。
試合は0-0で引き分け。バルセロナは連勝できず、リーグ戦は3位となっている。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)