【MLB・スプリングトレーニング】ホワイトソックス9-12ドジャース(3月6日・日本時間7日/キャメルバックランチ)
苦しみの中でも光るものはあった。伝家の宝刀だ。ドジャース山本由伸投手が、オープン戦2度目の先発マウンドに上がったが、3回58球を投げて3四球と制球を乱すと、6安打を集められて5失点。「2番・DH」で先発出場した大谷翔平投手と“初共演”になったが、課題を残す結果となった。開幕前からフォームの微修正にも取り組んでいる中、困った時でも頼れる味方だったのが、山本の生命線でもあるスプリット。きっちりコントロールされたところからストンと落ちる軌道に、相手選手も呆然の空振りとなった。
計5点を失って、なお3回1死二塁とピンチが続いていた山本。試合後「ちょっとボール球が続いたり四球を出したり、あまりいい投球ではなかった」と、しっくり来ていなかった様子だが、それでも要所でのスプリットは威力十分だった。対戦したのは、昨年までエンゼルスで大谷とバッテリーを組んでいたスタッシ。打者としてもパンチ力があり、油断ならない相手だ。なかなかコントロールが定まらないものの、なんとかフルカウントまでたどり着くと、捕手のオーキーは外角低めにミットを構えた。選んだのはスプリット。昨年もストレートの次に投げた山本の命だ。
鋭い腕の振りからストレートとほぼ同じ軌道で外角低めに向かっていくと、打者の手元でストン。スタッシのバットは、ボールからかなり離れたところを通過した。スプリットといえば大谷も得意とする球種だが、元相棒でも山本のスプリットを捉えるのは至難の業だったようだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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