【ブンデスリーガ】ヴォルフスブルク2-3シュトゥットガルト(日本時間3月3日/フォルクスワーゲン・アレーナ)
日本代表DFの伊藤洋輝がピンチの芽を摘む完璧な守備を見せた。シュトゥットガルトが左サイドを攻め込まれボックス内にラストパスを通されたが、伊藤洋輝がいち早くカバーリング。完璧なボディコンタクトでピンチを凌いだプレーにファンは「いいタックル」「素晴らしい対応」と称賛した。
注目のシーンはシュトゥットガルトが2-1のリードで迎えた70分だった。ハイラインを敷いていたシュトゥットガルトの守備ラインは、相手のポストプレーから左サイドをショートカウンターで攻め込まれてしまう。左サイドからボックス内へとスルーパスが出された瞬間、日本代表DF伊藤洋輝が素早く寄せると完璧なショルダータックルを敢行。完全にボールを奪い切ると、タッチラインへとクリアした。
このプレーにファンは「もはや暴力」「ナイス伊藤!」「素晴らしい対応」「いいタックル」「伊藤洋輝まじで見てて楽しい」と称賛の声が寄せられた。
この日の伊藤は守備ではもちろんのこと、攻撃でも先制ゴールの起点となる縦パスを通すなど攻守で存在感を放った。
試合はシュトゥットガルトが3-2で勝利し、CL出場圏内のリーグ3位に位置している。先発した伊藤は5試合連続のフル出場でチームの勝利に大きく貢献した。
2022年にシュトゥットガルトへ完全移籍してからFIFA カタール ワールドカップ 2022を経験し、約2年間で大きく成長を見せた伊藤。今や市場価値は2200万ユーロ(約35億)となり、欧州トップレベルのDFになる現実味を帯びてきた。188センチの長身、左利きという貴重な人材としてその存在価値が世界中に知れ渡る日も遠くはないだろう。
(ABEMA/ブンデスリーガ)