【明治安田J1リーグ】浦和1-1東京V(3月3日/埼玉スタジアム2002)
微妙な判定が試合の明暗を分ける結果となった。東京ヴェルディのDF山越康平がボックス内でクリアを試みたが、浦和レッズDF大畑歩夢を蹴ったとしてPKの判定に。これにはファンも「は?これファウルなんか?」「先に触ってるけど?」と納得してない様子だ。
【映像】クリアした勢いで相手選手を蹴ってPKになった“微妙な判定”シーン
問題のシーンは東京Vが1-0のリードで迎えた86分だった。浦和が左サイドを攻めると、浦和の元日本代表MF中島翔哉がクロスを上げる。ゴール前でFW興梠慎三と東京DF林尚輝が競り合ったボールのこぼれ球を、DF山越康平がクリアを試みた。先に山越がボールに触った直後に浦和のDF大畑歩夢が突っ込む形となり、山越がクリアした勢いで大畑を蹴る格好に。これにより大畑は倒れ込みPKの判定となった。
このプレーにSNSでは「あれPKだと突っ込んだもん勝ちやな」「あれPKか先ボール触ってるし微妙やけどな」「ヴェルディこの時間でPK与えたの悔しいだろうな」「悪夢再び」と判定に疑問の声が目立った。
解説を務めた元日本代表・佐藤寿人氏は「ここでスライディングの選択をしてはいけないですね。人数は十分足りていましたから。先に触れたとしてもリスク高いプレーですよね」と山越のプレーに言及した。
このPKを浦和のDFアレクサンダー・ショルツが決めて試合は1-1の引き分け。両チームともに開幕から1分1敗となっている。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)