【ラ・リーガ】アトレティコ2-1ベティス(3月4日/エスタディオ・シビタス・メトロポリターノ)
敵地のサポーターも騒然とするゴラッソだ。ミドルレンジから美しい軌道を描いたシュートは、名手の手を掠めてゴールネットに吸い込まれた。
注目のシーンはベティスが2点を追いかける62分。前線からのプレスでアトレティコをハメにかかるベティスは、アメリカ代表MFジョニー・カルドーソがボールを高い位置でボールを奪取。そのまま中央でフリーになっていたMFウィリアム・カルバーリョへと繋いだ。
ポルトガル代表MFは相手のプレスがゆるいと見るや、余裕を持って右足でボールをトラップすると、そこからワンステップ踏んで右足を一閃。ボールは美しい弧を描いて飛んでいくと、アトレティコの守護神、スロベニア代表GKヤン・オブラクの手の届かない神コースへと吸い込まれた。
あまりの美しいゴールにスタジアムは騒然。テクニカルエリアで戦況を見つめていたアトレティコのディエゴ・シメオネ監督はゴールが決まると両手を広げて悔しさを露わにした。
このゴールについてSNSでは「お手本のようなミドルシュート!」「綺麗に決まったな」など今季初ゴールとなったウィリアム・カルバーリョを称えるコメントが多く見られた。
この試合には敗れたベティスだったが、ウィリアム・カルバーリョの美しいゴールで一矢報いることに成功した。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)