【明治安田J1リーグ】浦和1-1東京V(3月3日/埼玉スタジアム2002)
【映像】37歳・興梠慎三、リズミカルなステップで相手をかわす瞬間
長年浦和の攻撃を牽引し続けてきた頼れるベテランがさすがのボールキープでスタジアムを沸かせた。浦和レッドダイヤモンズ所属の元日本代表FW興梠慎三が、持ち前のボールコントロールで攻撃の起点となった。このプレーにファンからは「興梠入って蘇った」「何かしてくれそう」と期待の声が寄せられた。
注目のシーンは1-1で迎えた90+6分だった。自陣でボールを奪いテンポ良く繋いだ浦和は、右サイドから日本代表DF酒井宏樹が前線へ速い縦パスを入れる。このボールを受けた興梠は素早く寄せてきた相手DFをリズムの良いステップで華麗に交わし、左サイドへ展開し攻撃の起点を作った。
このプレーにファンからは「興梠と中島入って蘇った」「なんであんなに収められるの」「キープからの裁き最高かよ」「しかし上手いな」とさすがのキープ力に感心してした様子だった。
解説を務めた松木安太郎氏は「やっぱり興梠に入ると形になるよね」と発言し、同じく解説を務めた佐藤寿人氏も「そうですね、収まりますよね」と賞賛のコメントを残した。
試合はこのまま1-1の引き分けで終了。数々のゴールでタイトルをもたらした興梠慎三が唯一浦和でやり残しているのがリーグ優勝だ。37歳の大ベテランがシャーレを掲げることができるか、今シーズンも注目だ。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)