【ポルトガル】スポルティング3-2ファレンセ(3月3日/エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ)
守田英正の絶妙ロングパスに称賛が集まっている。2月29日のベンフィカ戦での圧巻パフォーマンスで世界中から絶賛された日本代表MFは、4日のファレンセ戦でも活躍。速攻を作り出すフィードを繰り出すなど、司令塔としての片鱗も見せた。
スポルティングでの守田の飛躍ぶりに注目が集まっている。特にスポットライトを浴びることとなったのは、2月29日にホームで行われたタッサ・デ・ポルトガル準決勝第1戦のベンフィカ戦での好パフォーマンスだ。
この試合で守田は先発入りを果たすと、テンポのいいパス供給で攻撃のリズムを作れば、守備では鋭い予測でチャンスの芽をことごとく摘む。フル出場で2-1の先勝に貢献した。
試合後にクラブは試合後に公式の『Instagram』を更新し、守田を含むマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)の候補者4名を掲載。ファンの投票を募る投稿に、なんと現マンチェスター・ユナイテッドMFでOBのブルーノ・フェルナンデスが、守田をメンションして拍手の絵文字を送る。守田の「ありがとう」との返信には「どういたしまして。なんて素晴らしいんだ!」とブルーノ・フェルナンデスが反応した。
さらに、守田本人の試合後の投稿にもブルーノ・フェルナンデスが「巨人だ」と賛辞。それだけでなく、マンチェスター・シティMFマテウス・ヌネスやパリ・サンジェルマンMFマヌエル・ウガルテといったスポルディングOBが「信じられないよ」「MVPだ」と揃ってメッセージ。日本代表MFを絶賛した。
守田の勢いはそこで留まることはなかった。4日に行われたファレンセ戦で途中出場すると、ピッチ中央で受けたボールをダイレクトで右サイドのスペースへ展開する。ピンポイントの絶妙ロングパスでチャンスを演出。試合は3-2で勝利し、スポルティングの首位キープに貢献した。
(ABEMA de DAZN/ポルトガル)