【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース-レッズ(3月8日・日本時間9日/グレンデール)
2打席連続の凡打にその表情は少々曇り気味だった。ドジャースの大谷翔平投手はこの日、レッズとのスプリングトレーニングに「2番・DH」で2試合ぶりに先発出場。4回表の第2打席もレフトフライに終わり、少々不満げな表情を浮かべてベンチへ戻ってきた。
【映像】自身のスイングに納得いかず「イッ!」と悔しがる瞬間(30秒頃~)
1回表の第1打席ではレッズ先発のマルティネス投手のストレートを振り遅れ気味ながらレフトのフェンスギリギリのところまで飛ばした大谷。打球が上がった瞬間、ファンから歓声が挙がり、フェンス裏のブルペンにいた選手たちも本塁打になるかと注目を集めるなど、レフトフライとは言え惜しい一打。それだけに第2打席ではスプリングトレーニング期間内の第2号本塁打が期待されていた。
そうして迎えた4回表のドジャースの攻撃。1回裏同様ベッツ内野手が打ち取られ、1死走者なしという場面で打席が回ってきた大谷は再度、マルティネスと対戦。初球に真ん中に入ってきたスプリッターを見逃すと、続く内角高めのストレートはバットを出してファウルに。0-2と追い込まれた中でマルティネスが投じた高めの変化球に大谷はバットを出した。
見逃せばボールだったかもしれないコースだったためか、打球は第一打席ほどの伸びはないままレフトへと上がり、フェンス寄りに守っていたレフトのトンプソン外野手がダッシュして前進してキャッチ。2打席連続のレフトフライに終わってしまった。
ボール球に手を出したことか、それとも理想的なスイングができなかったことかが原因なのかは定かではないが、ベンチに戻る際、大谷は右手でスイングの軌道を確認するように数回払いながら歯を「イーッ!」として悔しそうな表情を浮かべ、そのままベンチへと戻っていった。
この日は快音が聞かれなかった大谷のバットだが、試合途中から雷雨となったことでファンも「無理しないで」「まだオープン戦だし」と楽観視する声が多くみられた。
試合はこの後、5回途中で降雨コールドとなり、大谷はこの試合、2打数ノーヒットとなった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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