【ラ・リーガ】バルセロナ1-0マジョルカ(日本時間3月9日/エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス)
経験豊富なイルカイ・ギュンドアンだが、迷いがあったのだろうか。バルセロナが獲得したPKをドイツ代表MFがキッカーを務めることになった。しかしシュートは甘いコースに飛び、相手GKにセーブされる。チーム状況が悪かったなかでも活躍してきた選手なだけに、ファンの中でも意見が分かれている。
0-0で迎えた24分、スルーパスに抜け出したブラジル代表FWハフィーニャがペナルティエリア内で倒され、バルセロナにPKが与えられた。
ギュンドアンがこのPKを蹴ることになり、ゴール右下を狙ってシュートを放った。しかし、ボールは真ん中よりに向かってしまい、相手GKにセーブされた。続いて味方がこぼれ球に反応するが、決めきることはできず。バルセロナは先制点のチャンスを逃すことになった。このシーンに、チャビ監督に代わって指揮をとったオスカル・エルナンデスアシスタントコーチも思わず頭を抱えた。
これを受けて解説者の福田正博氏は「置きにいってしまった」とコメント。またファンは「ハフィーニャに蹴らせろよー!」「ハフィーニャの頑張り無駄にするなよ」「今までの活躍から文句は言えない」「功労者のギュンドアンがPK外しても誰もなんも言えんわ」「ギュンドアン決めろや」「ギュンドアンちゃんと取り返してくれそう」と賛否両論の様子だった。
イルカイ・ギュンドアンは今季の新加入だが、ここまでリーグ戦全試合に出場し、バルセロナに欠かせない存在にのぼりつめた。ただチームは最大のライバルであるレアル・マドリードにリードを許している。宿敵の優勝を阻むためにも、再び輝きを見せてこのミスを挽回したいところだ。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)