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『怪獣8号』配信中!
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 2024年の春アニメ『怪獣8号(かいじゅうはちごう)』。原作は松本直也(まつもと なおや)氏がWEBマンガ配信サービスの「少年ジャンプ+」で連載している同名の少年漫画です。

▶︎「約束」がカフカを奮起させる! 最終話
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怪獣8号
怪獣8号

 怪獣を討伐する「日本防衛隊」に憧れていた主人公・日比野カフカ(ひびの カフカ)が、謎の小型怪獣によって自分自身が怪獣に変身する力に目覚めたことで物語が動き出します。

 『怪獣8号』は、アニメ作品としては珍しくオープニングテーマとエンディングテーマ共に海外のアーティストが歌唱しています。この記事ではアニメ『怪獣8号』の主題歌や挿入歌の情報をまとめました。

目次

  • アニメ『怪獣8号』のあらすじは?
  • アニメ『怪獣8号』オープニング主題歌「Abyss」
  • オープニング主題歌の歌手・YUNGBLUDさんとは?
  • アニメ『怪獣8号』エンディング主題歌「Nobody」
  • エンディング主題歌の歌手・OneRepublicとは?
  • アニメ『怪獣8号』第5話挿入歌「Scream feat. (sic)boy」
  • BGMと挿入歌を手がける坂東祐大さんとは?
  • 第5話挿入歌のゲストボーカル・(sic)boyさんとは?
  • アニメ『怪獣8号』第7話挿入歌「Warcry feat.岡崎体育」
  • 第7話挿入歌のゲストボーカル・岡崎体育さんとは?
  • アニメ『怪獣8号』第10話挿入歌「Never Break Down feat. LEO今井」
  • 第10話挿入歌のゲストボーカル・LEO今井さんとは?
  • アニメ『怪獣8号』主題歌のまとめ

アニメ『怪獣8号』のあらすじは?

アニメ『怪獣8号』怪獣8号 場面カット1
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 世界でも指折りの怪獣発生率を誇る怪獣大国の日本。32歳の日比野カフカは怪獣を討伐する日本防衛隊に憧れていましたが、夢を諦めて日本防衛隊が怪獣を倒した後の残骸を後始末する清掃員の仕事をしていました。

 少子化のあおりで防衛隊の募集年齢が33歳まで引き上げられたことを知ったカフカは、もう一度防衛隊を目指すことを決心します。しかし、謎の小型怪獣がカフカの口に入ったことで、カフカは怪獣に変身する力に目覚めました。怪獣を討伐する防衛隊を目指すはずが、「怪獣8号」と名付けられて日本中から追われる存在になってしまいます。

 アニメの制作会社は『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』や『PSYCHO-PASS サイコパス』などを手掛けたProduction I.G。劇中音楽は、ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』やアニメ映画『竜とそばかすの姫』(共作)のBGMを制作した坂東祐大(ばんどう ゆうた)さんです。

怪獣清掃業者、怪獣になる 1話
怪獣清掃業者、怪獣になる 1話

アニメ『怪獣8号』オープニング主題歌「Abyss」

アニメ『怪獣8号』 YUNGBLUD アーティスト写真1
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 『怪獣8号』のOP主題歌は、イギリスのソロアーティスト・YUNGBLUD(ヤングブラッド)さんが歌う「Abyss」です。突然怪獣になってしまったカフカの葛藤をテーマに、映画音楽のような壮大でパンクな楽曲になっています。

 「Abyss」は、グラミー賞を受賞したこともあるロックバンド・Imagine Dragons(イマジン・ドラゴンズ)のフロントマンであるDan Reynolds(ダン・レイノルズ)さんと共同で制作された楽曲。YUNGBLUDさんは『怪獣8号』のOP主題歌を担当することが決まると、すぐに東京のスタジオを予約して、ストーリーを読みながら楽曲制作したことを明かしています。

 OP楽曲の「Abyss」についてYUNGBLUDさんは、「僕自身にとっても新しい挑戦で、この作品の雰囲気やフィーリングをとても引き立てる楽曲になっていると思うんだ」とコメント。アニメ『怪獣8号』については、「今回楽曲を提供できて、本当に光栄だよ。参加できて本当に良かった」「僕もアニメの放送が始まるのが楽しみで待ちきれないよ。映像を少し見たけど信じられないくらい素晴らしいから、皆さんも楽しんでくれるといいな。クレイジーなことが始まるよ、準備はいい?」と綴っています。

マッシュル-MASHLE
マッシュル-MASHLE

オープニング主題歌の歌手・YUNGBLUDさんとは?

アニメ『怪獣8号』 YUNGBLUD アーティスト写真1
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 YUNGBLUDさんはイギリス出身のシンガーです。1997年8月5日生まれ、本名はドミニク・リチャード・ハリソン。これまでにリリースしたアルバムは、2度全英チャートで1 位を獲得しました。2019年に発表された欧米をまたぐワールドツアーは、全52公演すべてソールドアウトするほどの人気アーティストです。

 イギリスの次世代を担うロックスターで、マシュメロさんやアヴリル・ラヴィーンさんなど、ジャンルを超えたアーティストとコラボした楽曲も大きな話題を呼んでいます。

 2022年、ロックフェス「サマーソニック」に出演するために初来日。2023年には自身初となる来日単独公演を開催しました。2023年のインタビューでは、日本の女性ユニットBABYMETAL(ベビーメタル)とのコラボを検討していることを明かしています。

葬送のフリーレン
葬送のフリーレン

アニメ『怪獣8号』エンディング主題歌「Nobody」

アニメ『怪獣8号』OneRepublic アーティスト写真1
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 『怪獣8号』のED主題歌はアメリカのロックバンド・OneRepublic(ワンリパブリック)の「Nobody」。「Nobody」は劇中のコミカルなシーンを思わせるポップで耳心地のいい楽曲です。

 ボーカルのライアン・テダーさんは日本が大好きで、日本のアニメや漫画、文化などから沢山のインスピレーションをもらっているとのことです。2023年春頃から『怪獣8号』チームと打ち合わせをして、映像や絵コンテから作品やキャラクターを分析して、どんなサウンドが必要か考えたそうで、「Nobody」も日本から得たインスピレーションを最大限に取り入れた楽曲だと語っています。

 『怪獣8号』のエンディングを担当することについてライアン・テダーさんは、「子供のころから、スーパーヒーローに夢中で、今もカフカのように強くなりたいと思っているので、『怪獣8号』に携わることができてとてもワクワクしています」とコメントしました。

キングダム
キングダム

エンディング主題歌の歌手・OneRepublicとは?

アニメ『怪獣8号』OneRepublic アーティスト写真2
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 OneRepublicは、2002年に結成された6人組ポップ・ロックバンドです。2007年のデビューアルバムの収録曲「Apologize(アポロジャイズ)」がグラミー賞にノミネートされ、人気アーティストとしての地位を確立しました。

 2013年にリリースした「Counting Stars(カウンティング・スターズ)」は、YouTube に公開されたミュージックビデオが39億再生を突破しています。2022年には映画『トップガン マーヴェリック』の挿入歌「I Ain’t Worried(アイ・エイント・ウォーリード)」を歌唱し、話題になりました。

 ボーカルのライアン・テダーさんは、テイラー・スウィフトさんやビヨンセさん、アリアナ・グランデさんなど、様々なアーティストの作詞やプロデュースなどを手掛けています。

チェンソーマン
チェンソーマン

アニメ『怪獣8号』第5話挿入歌「Scream feat. (sic)boy」

「Scream」ジャケット画像
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 第5話で劇中歌として使用された楽曲は「Scream feat. (sic)boy」です。「Scream」は第5話終盤でカフカが防衛隊の同期達と訓練をしたり食事をしているシーンで流れました。アニメ第5話は、原作コミックス2巻の10話と11話に該当するエピソードですが、「Scream」が流れたシーンは原作にはないアニオリ(アニメオリジナル要素)です。

 「Scream」は、『怪獣8号』の劇中BGMを制作している坂東祐大(ばんどう ゆうた)さんとラッパー/シンガーソングライターの(sic)boy(シックボーイ)さんの共作。(sic)boyさんは作詞とボーカルも担当しています。

 「Scream」は重厚なサウンドと(sic)boyさんのエモーショナルな歌声が印象的な楽曲です。(sic)boyさんは、「坂東祐大さんと意見を交換し合い、試行錯誤して作り上げました。仲間を信じてハードな壁を越えていこうと言うメッセージがアニメーションと共に皆さんに伝わると嬉しいです。」とコメントしました。

BGMと挿入歌を手がける坂東祐大さんとは?

 アニメ『怪獣8号』の劇中音楽と挿入歌を制作しているのは坂東祐大さん。坂東さんは、2015年に若手作曲家の登竜門と言われている「芥川作曲賞」を受賞した作曲家です。アニメ作品としては『ユーリ!!! on ICE』(共作)や『竜とそばかすの姫』(共作)の劇中BGMを制作しています。ドラマ作品では、坂元裕二(さかもと ゆうじ)さん脚本の『大豆田とわ子と三人の元夫』の音楽を手がけました。

 坂東さんが作曲した楽曲「Voices」は、2021年10月からテレビ朝日系の報道番組『報道ステーション』のオープニング曲として使用されています。

第5話挿入歌のゲストボーカル・(sic)boyさんとは?

(sic)boyアーティスト写真
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 (sic)boyさんは、オルタナティブ、エモ、ラウドロックの要素をヒップホップに落とし込んだスタイルで稀有な存在感を放っているシンガーです。2021年には、Spotifyが躍進を期待する次世代アーティスト「RADAR:Early Noise 2021」に選出されました。

 アメリカの大手ヒップホップメディア「Lyrical Lemonade」では、日本人アーティストで初めて楽曲レビューがアップされるなど海外からも注目されています。DJのKMさんとコラボした楽曲「Heaven’s Drive feat.vividboooy」のMVは、2024年5月時点でYouTubeの再生数が1900万を突破しています。

アニメ『怪獣8号』第7話挿入歌「Warcry feat.岡崎体育」

「Warcry」ジャケット画像
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 第7話の挿入歌「Warcry feat.岡崎体育」は、『怪獣8号』の劇中音楽を手掛けている坂東祐大さんが作曲し、シンガーソングライターの岡崎体育(おかざき たいいく)さんがゲストボーカルとして参加した楽曲です。

 怪獣9号から市川レノ(いちかわ レノ)と古橋伊春(ふるはし いはる)を助けるために、カフカは怪獣8号に変身。挿入歌の「Warcry」は、怪獣8号と怪獣9号のバトルシーンで使用されました。畳みかけるようなサウンドと岡崎さんのボーカルがバトルシーンを盛り上げています。

 岡崎さんは「Warcry」について、「普段のソングライティングのイメージとはまた少し違った楽曲だったのでとても新鮮な感覚で作詞やレコーディングに臨みました」とコメント。『怪獣8号』の挿入歌にゲストボーカルとして参加したことについては、「偉大な作品の一部を担えたことを誇りに思います」と綴っています。

第7話挿入歌のゲストボーカル・岡崎体育さんとは?

岡崎体育アーティスト写真
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 岡崎体育さんは京都府宇治市出身のシンガーソングライターで、2016年5月に『BASIN TECHNO』でメジャーデビューしました。

 カメラ目線で歩きながら歌う、急に横からメンバーが出てくるなどのミュージックビデオのあるあるを曲にした楽曲「MUSIC VIDEO」は話題を集め、第20回文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門新人賞を受賞。YouTubeで公開された「MUSIC VIDEO」のMVは、2024年5月時点で4800万再生を突破しています。

 音楽活動以外にもタレントとしてのテレビ出演、俳優としてNHKの朝ドラ『まんぷく』や大河ドラマ『どうする家康』に出演するなどマルチに活動中です。

 これまでに岡崎さんが歌ってきたアニメタイアップ楽曲としては、『ポケットモンスター サン&ムーン』OPテーマ「キミの冒険」とEDテーマ「ポーズ」、『あはれ!名作くん』の主題歌「孫の代まで」、『マッシュル-MASHLE-』1期OPテーマ「Knock Out」などがあります。

アニメ『怪獣8号』第10話挿入歌「Never Break Down feat. LEO今井」

 『怪獣8号』第10話の挿入歌は「Never Break Down」です。「Never Break Down」は第2話から劇中で使用されていたBGM「怪獣8号のテーマ」をアレンジした楽曲。作曲は『怪獣8号』のBGMを手掛けている坂東祐大さん、作詞は坂東さんとLEO今井(レオ いまい)さんの共作です。歌はLEO今井さんが歌唱しています。

 第10話では、怪獣10号を倒した後に余獣達が空中に集まって超巨大余獣爆弾になります。カフカは防衛隊員達を守るために、防衛隊員達が見ている前で怪獣8号に変身。怪獣8号のパンチで超巨大余獣爆弾をパンチして吹き飛ばし、仲間達の命を救います。挿入歌の「Never Break Down」はこのシーンで使用されました。

 「Never Break Down」はカフカの気持ちを表現した歌詞と重低音のサウンド、そしてLEO今井さんの力強いボーカルが特徴的な楽曲です。歌の歌詞は英語ですが、YouTubeの「TOHO animation チャンネル」で配信されている「Never Break Down」のリリックビデオでは、日本語訳の歌詞も公開されています。

第10話挿入歌のゲストボーカル・LEO今井さんとは?

 挿入歌「Never Break Down」にゲストボーカルとして参加したLEO今井さん。LEO今井さんは、オルタナティヴを基盤にした無国籍な都市の日常を切り取るシンガーソングライターで す。

 ソロシンガーとして活動しながらも、イエロー・マジック・オーケストラ(Y.M.O.)の高橋幸宏(たかはし ゆきひろ)さん率いるバンド・METAFIVE(メタファイヴ) に参加しての楽曲リリースや、電気グルーヴの元メンバー・砂原良徳(すなはら よしのり)さんらと結成したバンド・TESTSET(テストセット)のメンバーとしても活動をおこなっています。

 LEO今井さんがこれまでに歌唱したアニメタイアップとしては、『メガロボクス』1期オープニング主題歌の「Bite」があります。

アニメ『怪獣8号』主題歌のまとめ

 アニメ『怪獣8号』は、オープニングとエンディングどちらも海外のミュージシャンの楽曲が使用されています。

 オープニング主題歌はイギリスのシンガー・YUNGBLUDさんの「Abyss」です。「Abyss」はグラミー賞を受賞したロックバンド・Imagine Dragonsのダン・レイノルズさんと共同で制作した楽曲です。

 エンディング主題歌はアメリカの6人組ロックバンド・OneRepublicの「Nobody」。OneRepublicはグラミー賞のノミネートや映画『トップガン マーヴェリック』の挿入歌を担当した人気バンドで、「Nobody」は日本から得たインスピレーションで制作された曲であることを明かしています。

(C)防衛隊第3部隊 (C)松本直也/集英社

アニメ『怪獣8号』放送回一覧(動画リンクつき)

話数 サブタイトル(タップで動画へ) 見どころ
1 怪獣になった男 アニオリの逃亡アクション
2 怪獣を倒す怪獣 お漏らしする32歳
3 リベンジマッチ 絶妙に可愛いキコルの煽り
4 フォルティチュード 9.8 ヒーロー感溢れるカフカ
5 入隊! 宗四郎が糸目を開く!
6 夜明けの相模原討伐作戦 お手本のようなデレ
7 怪獣9号 仲間のため体を張るレノ
8 防衛隊へようこそ 宗四郎の人外すぎる動き
9 立川基地襲撃 キコル、圧倒的なパワー!
10 曝露 怪獣8号、出現!
11 捕らわれた怪獣8号 長官の戦闘力
12 日比野カフカ 「約束」の力
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『怪獣8号』まとめ・最新情報一覧

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