2024年の春アニメ『怪獣8号(かいじゅうはちごう)』。原作は松本直也(まつもと なおや)氏がWEBマンガ配信サービスの「少年ジャンプ+」で連載している同名の少年漫画です。
怪獣を討伐する「日本防衛隊」に憧れていた主人公・日比野カフカ(ひびの カフカ)が、謎の小型怪獣によって自分自身が怪獣に変身する力に目覚めたことで物語が動き出します。
『怪獣8号』は、アニメ作品としては珍しくオープニングテーマとエンディングテーマ共に海外のアーティストが歌唱しています。この記事ではアニメ『怪獣8号』の主題歌や挿入歌の情報をまとめました。
目次
- アニメ『怪獣8号』のあらすじは?
- アニメ『怪獣8号』オープニング主題歌「Abyss」
- オープニング主題歌の歌手・YUNGBLUDさんとは?
- アニメ『怪獣8号』エンディング主題歌「Nobody」
- エンディング主題歌の歌手・OneRepublicとは?
- 挿入歌はある?
- アニメ『怪獣8号』主題歌のまとめ
アニメ『怪獣8号』のあらすじは?
世界でも指折りの怪獣発生率を誇る怪獣大国の日本。32歳の日比野カフカは怪獣を討伐する日本防衛隊に憧れていましたが、夢を諦めて日本防衛隊が怪獣を倒した後の残骸を後始末する清掃員の仕事をしていました。
少子化のあおりで防衛隊の募集年齢が33歳まで引き上げられたことを知ったカフカは、もう一度防衛隊を目指すことを決心します。しかし、謎の小型怪獣がカフカの口に入ったことで、カフカは怪獣に変身する力に目覚めました。怪獣を討伐する防衛隊を目指すはずが、「怪獣8号」と名付けられて日本中から追われる存在になってしまいます。
アニメの制作会社は『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』や『PSYCHO-PASS サイコパス』などを手掛けたProduction I.G。劇中音楽は、ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』やアニメ映画『竜とそばかすの姫』(共作)のBGMを制作した坂東祐大(ばんどう ゆうた)さんです。
アニメ『怪獣8号』オープニング主題歌「Abyss」
『怪獣8号』のOP主題歌は、イギリスのソロアーティスト・YUNGBLUD(ヤングブラッド)さんが歌う「Abyss」です。突然怪獣になってしまったカフカの葛藤をテーマに、映画音楽のような壮大でパンクな楽曲になっています。
「Abyss」は、グラミー賞を受賞したこともあるロックバンド・Imagine Dragons(イマジン・ドラゴンズ)のフロントマンであるDan Reynolds(ダン・レイノルズ)さんと共同で制作された楽曲。YUNGBLUDさんは『怪獣8号』のOP主題歌を担当することが決まると、すぐに東京のスタジオを予約して、ストーリーを読みながら楽曲制作したことを明かしています。
OP楽曲の「Abyss」についてYUNGBLUDさんは、「僕自身にとっても新しい挑戦で、この作品の雰囲気やフィーリングをとても引き立てる楽曲になっていると思うんだ」とコメント。アニメ『怪獣8号』については、「今回楽曲を提供できて、本当に光栄だよ。参加できて本当に良かった」「僕もアニメの放送が始まるのが楽しみで待ちきれないよ。映像を少し見たけど信じられないくらい素晴らしいから、皆さんも楽しんでくれるといいな。クレイジーなことが始まるよ、準備はいい?」と綴っています。
オープニング主題歌の歌手・YUNGBLUDさんとは?
YUNGBLUDさんはイギリス出身のシンガーです。1997年8月5日生まれ、本名はドミニク・リチャード・ハリソン。これまでにリリースしたアルバムは、2度全英チャートで1 位を獲得しました。2019年に発表された欧米をまたぐワールドツアーは、全52公演すべてソールドアウトするほどの人気アーティストです。
イギリスの次世代を担うロックスターで、マシュメロさんやアヴリル・ラヴィーンさんなど、ジャンルを超えたアーティストとコラボした楽曲も大きな話題を呼んでいます。
2022年、ロックフェス「サマーソニック」に出演するために初来日。2023年には自身初となる来日単独公演を開催しました。2023年のインタビューでは、日本の女性ユニットBABYMETAL(ベビーメタル)とのコラボを検討していることを明かしています。
アニメ『怪獣8号』エンディング主題歌「Nobody」
『怪獣8号』のED主題歌はアメリカのロックバンド・OneRepublic(ワンリパブリック)の「Nobody」。「Nobody」は劇中のコミカルなシーンを思わせるポップで耳心地のいい楽曲です。
ボーカルのライアン・テダーさんは日本が大好きで、日本のアニメや漫画、文化などから沢山のインスピレーションをもらっているとのことです。2023年春頃から『怪獣8号』チームと打ち合わせをして、映像や絵コンテから作品やキャラクターを分析して、どんなサウンドが必要か考えたそうで、「Nobody」も日本から得たインスピレーションを最大限に取り入れた楽曲だと語っています。
『怪獣8号』のエンディングを担当することについてライアン・テダーさんは、「子供のころから、スーパーヒーローに夢中で、今もカフカのように強くなりたいと思っているので、『怪獣8号』に携わることができてとてもワクワクしています」とコメントしました。
エンディング主題歌の歌手・OneRepublicとは?
OneRepublicは、2002年に結成された6人組ポップ・ロックバンドです。2007年のデビューアルバムの収録曲「Apologize(アポロジャイズ)」がグラミー賞にノミネートされ、人気アーティストとしての地位を確立しました。
2013年にリリースした「Counting Stars(カウンティング・スターズ)」は、YouTube に公開されたミュージックビデオが39億再生を突破しています。2022年には映画『トップガン マーヴェリック』の挿入歌「I Ain’t Worried(アイ・エイント・ウォーリード)」を歌唱し、話題になりました。
ボーカルのライアン・テダーさんは、テイラー・スウィフトさんやビヨンセさん、アリアナ・グランデさんなど、様々なアーティストの作詞やプロデュースなどを手掛けています。
挿入歌はある?
2024年4月時点では、挿入歌の情報は発表されていません。一般的なアニメ作品の場合、オープニングやエンディングを歌唱したアーティストが挿入歌を歌ったり、作品に出演する声優が挿入歌を歌唱するケースもあります。
しかし、アニメ『怪獣8号』の場合は、オープニングとエンディングが共に海外アーティストという珍しいケースなので、仮に劇中で挿入歌が流れる場合も、海外のシンガーやバンドが担当する可能性がありそうです。
アニメ『怪獣8号』主題歌のまとめ
アニメ『怪獣8号』は、オープニングとエンディングどちらも海外のミュージシャンの楽曲が使用されています。
オープニング主題歌はイギリスのシンガー・YUNGBLUDさんの「Abyss」です。「Abyss」はグラミー賞を受賞したロックバンド・Imagine Dragonsのダン・レイノルズさんと共同で制作した楽曲です。
エンディング主題歌はアメリカの6人組ロックバンド・OneRepublicの「Nobody」。OneRepublicはグラミー賞のノミネートや映画『トップガン マーヴェリック』の挿入歌を担当した人気バンドで、「Nobody」は日本から得たインスピレーションで制作された曲であることを明かしています。
(C)防衛隊第3部隊 (C)松本直也/集英社
アニメ『怪獣8号』放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイトル(タップで動画へ) | 見どころ |
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1 | 怪獣になった男 | アニオリの逃亡アクション! |
2 | 怪獣を倒す怪獣 | お漏らしする32歳 |