【プレミアリーグ】リヴァプール1-1マンチェスター・シティ(日本時間3月11日/アンフィールド)
日本人が世界中が注目する大一番で高い評価を受けている。リヴァプールの日本代表MF遠藤航が、クラブのサポーターが選ぶプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた。この活躍にファンは「天王山でPOMとは!」「嬉しすぎて震える」と大盛り上がりを見せている。
遠藤はこの試合にいつも通り中盤のアンカーで先発。一貫した危機察知能力で、主にマンチェスター・シティの中心選手である、イングランド代表FWフィル・フォーデンとベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネに自由を与えない粘り強い球際の強さを披露。デ・ブライネが交代した後も、87分にはシティのMFクロアチア代表マテオ・コバチッチに対して捨て身のライディングタックルを敢行。90分を通して攻撃の芽を摘んむ圧巻の守備力が随所に光った。
『The Tactical Times』によるとパス成功率95.2%、デュエル勝利数6/7、タックル成功数4/4、インターセプト数2、ボール回収6で圧巻の数値を叩き出した。リヴァプールサポーターが選ぶPOM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)にも選出され、世界中にその存在価値を示した。
SNSでは「天王山での遠藤はホントに凄かった」「デ・ブライネを無力化し潰して潰して潰しまくった。POMまで取るとは」「遠藤航さん、シティ戦とかいう大舞台でファン投票POMマジすか」「プレミアの超ハイレベルな首位攻防戦にフル出場してPOM獲る遠藤航まじですごすぎる!」「まさに中盤の要になりつつあるな」と絶賛の嵐となっている。
試合は1-1のドローに終わり、リヴァプールは現在2位に順位を下げる結果となった。今シーズン限りでの解任が決まっている恩師、ユルゲン・クロップ監督に花を添えられるか。いまやリヴァプールの中盤に欠かせない存在となった日本代表・遠藤航の残りのシーズンも大注目だ。
(ABEMA/プレミアリーグ)