アニメ「葬送のフリーレン」第12話では、シュタルク(CV:小林千晃)が兄・シュトルツ(CV:江口拓也)との過去を回想した。シュトルツの弟想いな振る舞いに心を動かされたファンも多かったようだ。
アニメ「葬送のフリーレン」は、「週刊少年サンデー」で連載中の同名漫画(原作:山田鐘人氏/作画:アベツカサ氏)が原作。漫画は累計発行部数1700万部を突破、2024年1月には「第69回小学館漫画賞」を受賞するなど絶大な支持と評価を得ている。物語の主人公は、1000年以上生きているエルフの魔法使い・フリーレン(CV:種崎敦美)。かつて勇者ヒンメル(CV:岡本信彦)たちと魔王を倒した彼女が、時を経て仲間との別れを経験し、“人を知るため”の旅に出るところから話が展開していく。シュタルクは、フリーレンとともに旅をする臆病な性格の剣士だ。
第12話「本物の勇者」では、シュタルクが家族のことを回想するシーンが描かれた。幼い頃のシュタルクは戦士の村にあって魔物とまともに戦えず、父親から「失敗作」とさげすまれていた。一方で兄のシュトルツは最強の戦士であり、戦っても白いマントに汚れ一つ付けることない様は村の誇りと言われていた。
ある日シュタルクが稽古をしていると、誤ってシュトルツのマントに泥をかけてしまった。シュトルツは、最強の証であるマントが汚れても怒ることなく、弟を「いい集中力だ」と褒めた。さらにマントの裾が汚れるのも気にせずしゃがみ込み、シュタルクに武器の構え方を教えるのだった。
シュトルツの弟への想いが感じられるシーンに、「最高の兄貴」「なんて良いお兄さんだ」「マントのくだりイケメンすぎる」「汚れるのも構わずシュタルクの前でしゃがむのいい」と感動するファンが続出した。
ほかにも第12話では、シュトルツが「親父たちには内緒だぜ」と弟シュタルクの誕生日にこっそりハンバーグを作る場面もある。兄弟愛溢れるシーンにきっと心が温まるはずだ。
※種崎敦美の「崎」は、正式にはたつさきの字
(C) 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
アニメ『葬送のフリーレン』放送回一覧(動画リンクつき)
| 話数 | サブタイトル(タップで動画へ) | 見どころ |
|---|---|---|
| 1 | 冒険の終わり | フリーレンの涙 |
| 2 | 別に魔法じゃなくたって… | 約束の花 |
| 3 | 人を殺す魔法 | スカート捲ったクソガキ |
| 4 | 魂の眠る地 | かけがえのない「たった10年」 |
| 5 | 死者の幻影 | 「撃て」 |
| 6 | 村の英雄 | ド迫力のシュタルクvs竜! |
| 7 | おとぎ話のようなもの | ヒンメルが銅像を残す理由 |
| 8 | 葬送のフリーレン | 「葬送のフリーレン」の由来 |
| 9 | 断頭台のアウラ | 「ヒンメルはもういないじゃない」 |
| 10 | 強い魔法使い | 「自害しろ」のリップシンク |
| 11 | 北側諸国の冬 | 漫画作者描き下ろしの女神 |
| 12 | 本物の勇者 | シュタルクの兄との思い出 |
| 13 | 同族嫌悪 | 魅惑(?)の投げキッス |
| 14 | 若者の特権 | むねキュン過ぎる指輪渡し |
| 15 | 厄介事の匂い | 長尺で描かれたダンス |
| 16 | 長寿友達 | 最愛の人を喪った長寿種 |
| 17 | じゃあ元気で | 「もう付き合っちゃえよ!!!」 |
| 18 | 一級魔法使い選抜試験 | 空が半分しか見えない大きさ |
| 19 | 入念な計画 | 奇襲を完璧に防ぐフェルン |
| 20 | 必要な殺し | 必要なおんぶ |
| 21 | 魔法の世界 | 「殴り合いじゃぁぁぁぁッ!!!!」 |
| 22 | 次からは敵同士 | めんどさ全開なフェルン |
| 23 | 迷宮攻略 | また箱から尻出してる |
| 24 | 完璧な複製体 | やきもちフェルンのハグ |
| 25 | 致命的な隙 | モジモジフリーレン |
| 26 | 魔法の高み | 金のミミックからも尻出し |
| 27 | 人間の時代 | 少年ヒンメルの出会い |
| 28 | また会ったときに恥ずかしいからね | 孫弟子と同じ嫌顔 |





