【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース1-5ガーディアンズ(3月11日・日本時間12日/グッドイヤー)
開幕を前にドジャースに暗雲か!? 大谷翔平投手が所属するドジャース期待の若手内野手が、守備で“お粗末”プレーを披露し、実況席からも失笑が漏れ、ベンチのロバーツ監督の表情が固まる場面があった。
大谷翔平、ベッツ、フリーマンら主力選手の多くが欠場となったスプリングトレーニングのガーディアンズ戦は、セカンドにレギュラーのラックス、ショートにテイラーという二遊間の先発となった。
ラックスといえば、打撃と足が魅力の若手選手。昨季は2月に膝前十字靭帯断裂の大怪我を負いシーズン全休となってしまったが、今季は正遊撃手として期待されていた。しかし、オープン戦での不安定なスローイングがたびたび問題になると、ロバーツ監督はショートのラックスとセカントのベッツのコンバートを決断。9日(同10日)の試合からはベッツがショートを守り、ラックスはセカンドで先発している。
この日もセカンドでスタメン出場したラックスだったが、1回になんでもないセカンドゴロを一塁悪送球でセーフにしてしまいエラーを記録すると、2回には平凡なセカンドフライをショートのテイラーとお見合い。テイラーが捕球しようと前進したのを見てラックスがボールを追うのをやめたところ、ボールは二塁ベースの前にポトリ。テイラーは太陽のせいにするように「眩しいなぁ」と上を見上げ、ラックスも「え、今の俺?」とでも言いたげな表情を見せたが、言い訳しようのないまずいプレーだった。
これにはベンチでロバーツ監督もあきれたように動かなくなると、首をふりながらうつむいてしまった。結局ラックスは6回の守備からベンチに退いている。
ライトでゴールドグラブを6度受賞した名手ベッツをセカンドに置き、ショートにラックスを配置する当初の計画が崩れ、両者のコンバートを決行したロバーツ監督だが、ラックスの不安定さがセカンドでも解消されないとなると頭の痛いところだろう。攻撃面では圧倒的な破壊力を見せるドジャースだが、守備で不安要素を残している。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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