<大相撲三月場所>◇三日目◇12日◇大阪・エディオンアリーナ
序二段九十枚目・爆虎神(式秀)が2分近くにもおよぶ激闘を制し、序二段八十九枚目・東玉康(玉ノ井)を押し出しで下して2勝目を挙げた。勝った爆虎神は酸欠状態で方向感覚を失ったのか、仕切りの位置も花道の向きも間違えてしまい、「ふらふらw」「なんかいろいろ間違えてる」と視聴者からコメントが相次いだ。
立ち合いもろ手で当たって力強く突き放したのは東玉康。だが爆虎神が耐えると、左四つに組んで一進一退の攻防を繰り広げていく。爆虎神が頭をつけて半身の体勢になるとこう着状態に陥り、館内からは拍手が沸き起こった。
頭をつけたままジリジリと寄っていく爆虎神。エディオンアリーナには「ハアハア」という両力士の荒い息遣いが響く。右上手を打ってから爆虎神が攻めるも東玉康は残し、客席からは再び拍手が送られた。
2分近くにもおよんだ長い相撲は最後、爆虎神が一気に前に出て渾身の押し出しを決めて勝利。決着の際には「アッッ!」と気迫あふれる力み声を放っていた。爆虎神は2勝目。敗れた東玉康は1敗目を喫した。
見事に勝利した爆虎神だが、激闘で息が上がり酸欠状態に陥ったのか、フラフラとふらつきながら東西を間違えて仕切り線に戻ろうとする事態に。さらに勝名乗りを受けた後も方向感覚を失ったままのようで、誤って正面から花道に向かおうとしてしまい、土俵下の審判から「こっち」と指示されていた。
爆虎神が方向感覚を失ってしまうハプニングに、ABEMAの視聴者からは「おっとと」「ふらふらw」「酸欠でわかんなくなってる」「なんかいろいろ間違えてる」とツッコミが相次いだほか、「それだけ疲れたね」と健闘を称えるコメントも寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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