【写真・画像】3000円ラーメンへの苦情殺到に千原ジュニア苦言「内容をホンマにわかって苦情してはるのかな」1枚目
【映像】喜多方発「3000円ラーメン」の内容

 福島県喜多方市にある「活力再生麺屋 あじ庵食堂」。ここのイチオシが「極上の喜多方ラーメンSUGOI」で、値段は税込み3000円だ。
 
【映像】喜多方発「3000円ラーメン」の内容
 
 スープは豚ベースのあっさりしょうゆ味にシジミのダシなど混ぜ、より深みのある味わいに。そして大きな会津牛のチャーシュー、ワンタンのトッピングに、別添えの小鉢には会津牛そぼろや地元産の春菊のおひたしなども。さらにラーメン丼と箸は会津地方の伝統工芸、会津塗りの漆器が使われるなど、喜多方を存分に楽しめる1杯になっている。
 
 ラーメンライターの井手隊長は「ついてくる喜多方ラーメン箸がもらえる。ただ高いラーメンを提供しているっていうだけじゃなくて、喜多方にはおいしいものがある、素敵なものがあるということを気づいてもらうための1杯」と解説した。
 
 しかし、この3000円のラーメンがメディアに取り上げられると「庶民は食べられない」「外国人のことしか考えていない」などと、嫌がらせの電話が殺到したという。
 
 かつては日本三大ご当地ラーメンにも数えられていた喜多方市だが、近年では後継問題などが原因で横綱級の老舗が次々と閉店。あじ庵食堂の江花秀安店主は「三大ラーメンというのは先輩たちが頑張って築き上げてきた歴史だと思っているので、今後はその三大ラーメンに甘んじることなく、そういう地域色をもっと前面に打ち出していきたい」と思いを吐露。批判を真摯に受け止めながらも「喜多方ってこんなラーメン以外にもあるんだっていうのを全面的に知ってもらいたい。『この箸どこで売っているの?』『こういう器はどこにあるの?』と。そういうので他の漆器屋さんとかに流れてもらったほうが(経済が)回る。都会に行った若いやつも帰ってきて、自分の街を誇れるようにしたい」と、3000円ラーメンで考えている波及効果について語った。
 
 この話題について千原ジュニアは「分厚いブランド牛(のチャーシュー)が乗っていて、小鉢ついていてこの見た目。ほんでお箸も持って帰れて3000円。その内容をホンマにわかって苦情してはるのかな」と首を傾げていた。
 
(『ABEMA的ニュースショー』より) 

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