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【映像】なぜイーロン・マスクは“いいね”を非表示にしたいのか?

 アメリカの実業家イーロン・マスク氏は日本時間の7日、自身のX(旧Twitter)上で、Xから「いいね」と「リポスト」の数を非表示にする計画があることを明らかにした。

【映像】なぜイーロン・マスクは“いいね”を非表示にしたいのか?

「この1年間、 どうしてもこれがやりたかったのです」(イーロン・マスク氏のXより)

 ユーザーの投稿にマスク氏が反応して明らかとなった今回の計画。非表示にする時期については明らかにしていないが、「投稿時間」と「視聴回数」だけが表示されると投稿している。マスク氏は、そうすることでXが大幅に見やすくなると述べている。

 このマスク氏の計画について、ダイヤモンド・オンライン編集委員の神庭亮介氏は「“インプレゾンビ”(閲覧回数を稼ぐために注目度の高いツイートやトレンドにゾンビの如く湧いて出るアカウント群)対策など、もっと他にやるべきことがある」と述べ、次のように指摘した。

「“いいね”を非表示にする取り組み自体は、過去にX以外のSNSもやってきた。若者が自分の投稿と他人の投稿のいいね数を比較して、『こんなに少ないんだ』と自己肯定感が低下してしまうといった問題が指摘され、Instagramでは表示したくない人は選べるようになった。ただ、Xに関してはティーンエイジャーが“いいね”を求めて使っている印象はあまりない」

「また、メディアはよくX上でバズっているものを、いいね数、リポスト数を指標として紹介しているが、両者が見えなくなれば『Xで話題になっている』根拠がインプレッションのみになってしまう。インプレッションは炎上でも手っ取り早く増やせるので、『いいバズり』と『悪いバズり』を外側から区別しづらくなるかもしれない。マスク氏としては、指標をインプレッションに一本化して広告を売りやすくしたいのではないか」

(『ABEMAヒルズ』より)

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