【写真・画像】 1枚目
【映像】実際の取組の様子

大相撲三月場所>◇四日目◇13日◇大阪・エディオンアリーナ

 ざんばら髪の“化け物”が今場所も台風の目になりそうだ——。令和の怪物として注目を集める力士がその本領を遺憾なく発揮。想像の斜め上を行く衝撃的な強さに館内どよめき「これは化け物」「強すぎて笑いが」など驚きの声が相次いだ。

【映像】実際の取組の様子

 入幕2場所目も快進撃を見せつつある前頭五枚目・大の里(二所ノ関)が、前頭五枚目・翠富士(伊勢ケ濱)に圧勝。一気に寄り切って4連勝とし、あまりの強さに「これはやばい」「強すぎて笑いが」とファンが言葉を失ったほか、「相撲界の大谷翔平」という声も寄せられた。

 新入幕の先場所では11勝4敗の好成績を残し、優勝争いにも加わり敢闘賞を受賞した23歳の新鋭・大の里。身長192センチ・体重183キロの大きな体を活かした取り口で観客を沸かせた“規格外の大器”は今場所、さらにスケールアップしてエディオンアリーナに登場。初日から相手を圧倒する相撲で無傷の連勝を遂げてきた。

 そうしたなかでも四日目は衝撃的な強さを見せつけた。立ち合いかち上げから一気の出足で押し出し、くせ者の翠富士に何もさせず電光石火の勝利。まるで猛獣のように強烈な相撲に館内からはどよめきが沸き起こり、あまりに一瞬の出来事にその後客席は一転、静寂に包まれた。大の里は初日から4連勝となる白星。敗れた翠富士は3敗目を喫した。

 取組前、大歓声に包まれながら大の里が登場した際、ABEMAで解説を務めた元前頭の鏡桜は「入門時からずっと注目して見ていました」と告白。続けて「最初の頃は大相撲に慣れていなかった部分があった。今はしっかり慣れている」と指摘し、「前は取組途中の甘さがあって、出ていっていなされたり突き落とされたりしていたんですけど、今はしっかり腰を下ろして出ている。体を活かしたいい相撲が取れています」と期待を寄せた。

 一方的な電車道で大の里が勝利すると、鏡桜は「普通は体の小さな相手には考えて出ていくものなんですけど、(大の里は)全く迷いがなく前に出る相撲を取りました」と称賛。ABEMAで同じく実況を務めた藤井康生アナウンサーは「エディオンアリーナ大阪が沸いたというか、一瞬シーンとなるようなもの凄い相撲でした」と感嘆しつつ、視聴者の声を拾って「『相撲界の大谷翔平』というコメントも見受けられました。そのぐらいになってほしいという大きな期待があります」と期待を膨らませた。

 日を追うごとにスケールの大きさを増していく大の里。その衝撃的な強さにファンも「いやいやいやww」「これはやばい」「なんてこった」「強すぎて笑いが止まらん」「これは化け物」と驚きの声を上げたほか、「相撲界の大谷翔平」「スター性あるね」と将来に期待を込めるコメントも相次いで寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)

【映像】衝撃の強さに着物女性もお口あんぐり
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