【ラ・リーガ】レアル・マドリード 4-0 セルタ(日本時間3月11日/サンティアゴ・ベルナベウ)
レアル・マドリードのFWヴィニシウス・ジュニオールがガチギレした。左サイドでドリブル突破した際、セルタのDFオスカル・ミンゲサに明らかにユニホームを引っ張られる。このファウルにブラジル代表FWも怒りを抑えられず、報復のど突きをしたことで物議を醸している。
ブラジル代表FWの導火線に火がついたのは54分。得意のドリブルでセルタのDFハビエル・マンキージョを抜き去って加速すると、次に対峙したミンゲサにユニホームをこれでもかと引っ張り続けて止められて倒されてしまう。
この行為にはヴィニシウスもさすがに激怒。怒りを抑えきれずに報復のど突きでミンゲサを倒す。両チームが入り乱れる揉み合いとなった。主審はファウルを起こしたミンゲサ、報復行為をしたヴィニシウスの両方にイエローカードを提示している。
3月6日のRBライプツィヒ戦(チャンピオンズリーグ)でも、軽く触れただけで倒れたDFヴィリ・オルバンに激怒し、両手で突き倒してイエローカードを受けていたヴィニシウス。今回も報復行為をしたことで、SNSには「大人になれない子供」「ミンゲサの件は普通にヴィニシウスが悪いわ」「ミンゲサが何とか止めようとした気持ちも分かるし、ヴィニシウスが怒るのも分かる」「ミンゲサのプレーは警告覚悟の戦術的ファウル」「これでヴィニシウス叩くのはない」「なんでミンゲサとヴィニシウスが同じイエローなんですか?」などの声が出ている。
解説を担当した安永聡太郎氏は、「報復行為がイエローなのは分かると」と理解を示しつつも、「でも、これだけシャツを引っ張ったプレーと同じ黄色っていうのはねぇ…」と、2人警告の判定に疑問を呈している。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)