国家公務員の総合職、いわゆる「キャリア官僚」の働き方が注目されている。大臣などの答弁資料づくりには「質問が多すぎて職員に負担がかかる」との指摘も出ていて、実際に国会対応ともなると、深夜残業や早朝出勤は当たり前。帰るどころか、寝る間もないこともあるという。こうした環境もあり、在職10年未満の若手官僚の退職数は増加傾向にある。