【WWE】SMACKDOWN（3月15日・日本時間16日／メンフィス）
世界最高峰のWWEで“お騒がせYouTuber”が、通算20回王者レスラーの“額にキス”をする暴挙が発生。プロボクサーとしての顔も持つ男の屈辱的な行為に会場から大ブーイングが起き、物議を呼んだ。
通算20回の王者経験を誇るランディ・オートンとグレイソン・ウォーラーが対決したシングル戦に、“迷惑YouTuber”で現US王者のローガン・ポールが登場。前回オートンに受けた非礼への落とし前とばかりに襲撃し、その後の“無礼すぎる行動”が物議を呼んだ。
実業家でもあるローガンは、先週の『SMACKDOWN』で、経営に参画しているエナジードリンクとWWEのスポンサーシップを発表。プレミアム・イベントのリング中央にデカデカとロゴを掲げて、共同経営者でYouTuber兼ラッパーのKSIと終始ご満悦だった。
しかし、そこにオートンが乱入。ローガンは素早く逃げたものの、KSIがRKOの餌食にあい失神。リング中央のロゴ上に大の字で配置される無様な姿となり、大口スポンサーにも関わらず大恥をかかされた。この出来事を根に持つローガンは、結託するウォーラーの試合に観戦名目でニヤけながら登場。
実力者として知られるウォーラーは、序盤こそオートン相手に老獪な戦いを見せるもテーブルに叩きつけられ悶絶するなど実力差は明らかで「もう勘弁して…」と懇願するなど劣勢に。仲間のオースティン・セオリーが介入したが、オートンは『エレベイテッドDDT』で返り討ちにして、ウォーラーにもカウンターのRKOを放ち完勝を果たした。
しかし、試合終了直後にセオリーが背後からオートンの下腹部に痛烈な一撃を見舞いって羽交い締めにすると、ローガンがリングに上がってオートンの額に屈辱にキッス。会場から大ブーイングが飛ぶなか、「オイ、オイ、オイ」ガッツポーズを繰り返し、先週のリベンジを完遂した。
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（ABEMA／WWE『SMACKDOWN』）
