【ラ・リーガ】オサスナ 2-4 レアル・マドリード(日本時間3月17日/エル・サダール)
不用意なイエローカードに、失望したファンもいたのではないだろうか。レアル・マドリードのFWヴィニシウス・ジュニオールが味方のファウルで主審に猛抗議をすると、主審からイエローカードを提示された。この警告でブラジル代表FWは次節出場停止となってしまった。
【映像】ヴィニシウス、猛抗議で警告→「嘘だろ?」表情の一部始終
44分、レアル・マドリードのMFオーレリアン・チュアメニがオサスナのMFモイ・ゴメスと接触。レフェリーがチュアメニのファウル判定を下した直後に問題のシーンが起こった。
この判定に納得がいかないヴィニシウスが、レフェリーに詰め寄って猛抗議をしたところ、イエローカードが提示されてしまったのだ。その直後も感情を抑えきれず、「嘘だろ?なんでだよ!」と言わんばかりのリアクションをしていた。この警告でヴィニシウスは、累積によりラ・リーガ次節のアスレティック・ビルバオ戦が出場停止になった。
この感情をコントロールできなかった無駄すぎるイエローカードには、ファンもガッカリ。直近の公式戦4試合連続、今季8枚目の警告だけに、SNSには「いらんカードもらうのいい加減やめてほしい」「余計なこと言わんでくれ」「そこ乗り越えてマジで」「もう少し大人にならないといけない。抗議やアクションだけで何枚もイエロー貰ってんだから勉強しないと」「抗議するほどのものじゃない。また無駄なイエローもらってる」「その癖、マジで治してほしい」など、苦言を呈するコメントが目立った。
直後に前半終了のホイッスルが鳴ったが、ヴィニシウスはまだ怒りが収まらなかった模様。スペイン紙『MARCA』によれば、ロッカールームに下がる際に「審判は俺にだけ毎試合カードを与えてくる。信じられない」と苦情を言っていたという。
この試合で鮮やかなタッチのゴラッソを含む2ゴールを挙げるなどプレー面は成長著しいヴィニシウスだが、精神面はまだまだ課題が多い。レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督も、試合後の会見で「決定的な貢献をしてくれた。効果的なプレーだったよ。ただ、大きなプレッシャーがある中でも、それをもう少しコントロールしなければならない。謙虚な男だし成長するだろう」とコメントしている。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)
【映像】ヴィニシウス、猛抗議で警告→「嘘だろ?」表情の一部始終