【ブンデスリーガ】フライブルク 2-3 レヴァークーゼン(日本時間3月17日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
フライブルクにとっては痛恨の失点シーンだった。レヴァークーゼンのFWアダム・フロジェクに奪われたゴールは、堂安律がスペースを突かれたことから生まれていたが、GKノア・アトゥポルの対応もお粗末。ファンも「失点の責任は堂安律? GK?」と困惑しているようだった。
問題シーンは1-1の同点で迎えた40分だった。右WBで出場していた堂安は、レヴァークーゼンのDFアレハンドロ・グリマルドと対峙。グリマルドがパスを預けてボックス内に侵入する動きに合わせて、日本代表MFも追走していった。
しかし、グリマルドの裏に抜ける動きを見落とし、MFフロリアン・ヴィルツにスルーパスを通された。パスの勢いが強く、ボールはそのままフライブルクのGKノア・アトゥボルの下へ。そのまま処理できるかと思われたが、守護神はなぜか手ではなく足を出す。すぐさま手でキャッチにいくが失敗し、こぼれ球をフォロジェクに蹴り込まれて失点してしまった。
視聴者からは、グリマルドのマークを外してしまった堂安に「堂安それはあかん」「堂安マーク外したな」「失点関与」「WBの守備に慣れてないな」といった厳しいコメントが寄せられた。一方でアトゥボルの対応もお粗末だっただけに、「GKなにしてんねん」「え?キーパー???」「GKあかん」「GKのミスやな」「手でいこうよ」などの声も出ていた。
総合的に見れば堂安、アトゥボル、そしてボールウォッチャーになる選手が多かったフライブルク守備陣全員にそれぞれ責任がありそうだ。いずれにしても防げた可能性が高いだけに、フライブルクにとってはもったいない失点となった。
堂安が10分に見事な突破からのゴラッソを決めた試合は、レヴァークーゼンが3-2でフライブルクに勝利。悲願のブンデスリーガ初優勝に向けて邁進する首位レヴァークーゼンは、公式戦の連続無敗記録を38試合まで伸ばしている。
(ABEMA/ブンデスリーガ)