【ブンデスリーガ】ハイデンハイム1-1ボルシアMG(日本時間3月16日/フォイト・アレーナ)
一見ただ倒されただけのように思えたが、ガッツリとリプレイ映像にその犯行が映し出された。ハイデンハイムのDFオマル・トラオレが倒された際に左手でボールを叩く珍プレーが炸裂。これには実況も思わず笑ってしまった。
注目のシーンはハイデンハイムが0-1と1点を追う展開で迎えた20分だった。左サイドからボルシアMG陣内へ攻め込んだハイデンハイムだったが、クロスボールを相手DFにクリアされる。センターサークル付近でこのボールをめぐりボルシアMGのMFロビン・ハックとハイデンハイムのオマル・トラオレが激しいフィジカルに。最後はトラオレが倒されたようにも見えたが、倒れながらボールを左手で思いきり叩いており、ハンドの判定となった。
さらに騒ぎはこれだけでは終わらず、このハンドの際にベンチにいながら抗議をしたと見られる相手のボルシアMGの元ドイツ代表MFクリストフ・クラマーに対してイエローカードが提示された。完全なるハンドと、ベンチに座る選手へのイエローカードという珍プレー立て続けに発生する、落ち着かない試合展開となってしまった。
このシーンには思わず実況を務めたミムラユウスケ氏も「ハンドのように見えました…クラマーが度々抗議したくなるのもわかります」と思わず笑ってしまう一幕もあった。
試合は1-1で両者痛み分け。ボルシアMGの板倉滉は70分から途中出場している。
(ABEMA/ブンデスリーガ)