【FAカップ】マンチェスター・ユナイテッド4-3リヴァプール(日本時間3月18日/オールド・トラッフォード)
リヴァプールMF遠藤航のカウンター潰しが炸裂した。スコットランド代表MFスコット・マクトミネイがボールを持ち出し、カウンターに転じようという場面で日本代表MFが立ちはだかったのだ。ファールにはなったものの、危険なカウンターの芽を詰んだこのプレーに対して「ファウルだけどいいプレー」といった称賛の声があがった。
スコアレスで迎えた前半10分、イングランド代表DFジョー・ゴメスが放ったクロスのクリアボールがマクトミネイの足元に転がった。リバプールの選手がすぐさま複数でプレスを仕掛けるもののマクトミネイに抜け出され、あわやカウンターというシーンだった。
しかし鋭い出足で並走した遠藤がこれを食い止めた。
背丈で上回るマクトミネイに対し、鋭い危機察知と加速で猛追してデュエルを制したこのプレーに、ABEMA視聴者は「遠藤負けてない!」「吹っ飛ばした!」と反応した。
延長までもつれる大接戦となったこの試合で遠藤は120分のフル出場を果たした。持ち前のカウンタープレスに加え、チーム3位となる108タッチを記録し、パス成功率は90%に達するなど保持の局面でも大きく貢献した。遠藤は3月11日に行われたマンチェスターシティとの天王山ではMOMに輝くなどビッグマッチで真価を発揮し、替えの効かない存在になっている。
(ABEMA de DAZN/FAカップ)