【ブンデスリーガ】フライブルク 2-3 レヴァークーゼン(日本時間3月17日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
スタジアムを熱狂の渦に包んだ魔法のようなスーパーゴールが炸裂した。ただ、レヴァークーゼンのFWパトリック・シックがフライブルク戦で決めた柔らかいタッチのゴールは、はたして狙ったのか。それとも偶然か。ファンの間で見方が割れている。
美しいスーパーゴールが生まれたのは53分。右サイドのD Fジェレミー・フリンポンが入れた鋭いクロスに合わせたのは、シックだった。柔らかいタッチから放たれたループ気味のダイレクトシュートは、左のゴールポスト内側に当たってライン上を横断。そのまま逆側のゴールポストに当たってゴールに吸い込まれた。フライブルクのGKノア・アトゥポルは意表を突かれた、上手く反応ができなかった。
このスーパーゴールにABEMAのコメント欄では、「うっま」「あれ入るのかよ」「オシャレすぎ」とスーパーゴールに大興奮するファンが続出。一方で、ニアに入ってファーサイドに打ったこともあって「これ狙ったんか?」「まぐれだろ」「今のは偶然」との声も出ており、視聴者の意見は分かれた。
ABEMAで解説を務めた元日本代表DFの安田理大氏は、「シュートの技術が高いですね。当て勘が素晴らしいし、しっかり狙ってると思います」と、チェコ代表FWの技術の高さを賞賛した。
ただ、試合後にシックは、「ジェレミー(フリンポン)がゴール前で僕をしっかり見つけてくれた。正直に言うと、僕は少し幸運だった。ボールを打つことだけに集中していて、最終的には最高の結果になったね」とコメント。100%狙い通りのシュートではなかったと認めた。
この試合は、2分のフロリアン・ヴィルツ、10分の堂安律の得点も素晴らしいゴールで、シックの一撃を含めてゴラッソ祭りの試合となった。最終的にはレヴァークーゼンが3-2でフライブルクを撃破。悲願のブンデスリーガ初優勝に向けて邁進する首位レヴァークーゼンは、公式戦の連続無敗記録を38試合まで伸ばしている。
(ABEMA/ブンデスリーガ)