【セリエA】フロジノーネ 2-3 ラツィオ(日本時間3月17日/スタディオ・ベニート・スティルペ)
シュートを打ってもいい場面だった。ラツィオのカウンターの場面で日本代表MFの鎌田大地に決定的なチャンスが訪れたものの、シュートではなくパスを選択。しかもその精度が微妙だったこともあり、落胆した視聴者も少なくなかったようだ。
ベンチスタートで86分から途中出場した鎌田に、決定機が訪れたのは90+3分。FWグスタフ・イサクセンが右サイドを切り裂くと、左サイドの鎌田に展開。ワントラップでペナルティーエリアに侵入した日本代表MFは、シュートを打てるシチュエーションだったが右足でパスを選択する。このボールが中途半端で相手GKに安易とキャッチされ、決定機は潰れてしまった。
このプレーにファンはSNSで、「打ってよかったけどな」「完全に自信を失ってます」「シュート打ってよ」「今のは自分で打たないと」「シュートする雰囲気すら見せなかったのは残念。パスも悪くないんだけど」と落胆する反応を残している。
ラツィオ入団1年目の鎌田は、マウリツィオ・サッリ監督の信頼を掴めず、出場機会が限られていた。しかし、サッリは前節の敗戦を受けて辞任し、3月19日に後任としてイゴール・トゥドールが新監督に就任。この指揮官交代は序列を覆す大きなチャンスで、日本代表MFの逆襲に期待したい。
(ABEMA de DAZN/セリエA)