【ポルトガル】スポルティング6-1ボアヴィスタ(日本時間3月18日/エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ)
激しいボールの奪い合いが引き金となり、殴り合いに発展しそうな勢いでガチ喧嘩が勃発した。スポルティングのモルテン・ヒュルマンドとボアヴィスタのサルバドール・アグラが激しいボールの奪い合いから喧嘩勃発。これには当然審判からイエローカードが提示された。
問題のシーンはスポルティングが0-1と追いかける展開で迎えた31分だった。アグラがボールを受けた瞬間に、スポルティングのモルテン・ヒュルマンドが素早いプレスから見事にボールを奪う。そのままドリブルで持ち運ぼうとしたが、激しいプレスに思うように前進できず。よく見ると足に手を絡められていたヒュルマンドが、逆に左腕で相手のシャツを引っ張りながらプレスを制御していた。ホイッスルが吹かれてもなお、引っ張り続けたヒュルマンドはブチギレたアグラに胸元をど突かれ、オーバー気味に倒れた。このプレーに引っ張ったヒュルマンドと、ど突いたアグラにそれぞれイエローカードが提示された。
喧嘩によりイエローカードを受けたデンマーク代表MFヒュルマンドだが、直近の試合を見たファンからは「ヒュルマンド、素晴らしいクオリティでございます」「ヒュルマンドいい選手だな」「ヒュルマンドは視野が広いタイプ」「首振りがすごくて他の選手が見えてないところにパス出しててすごかった」とマンチェスター・ユナイテッドも熱視線を送るMFに絶賛の声が上がっている。
試合は6-1でスポルティングが快勝。なお、日本代表のMF守田英正は84分までプレーした。
(ABEMA de DAZN/ポルトガル)