【MLB】パドレス2-5ドジャース(3月20日/ソウル)
37歳のベテランになってもなお進化を続ける男が、熱く吼えまくった。パドレス・ダルビッシュ有投手が自身4度目となる開幕投手を務めると、3回2/3を投げ2安打1失点(自責0)と好投。白星こそ得られなかったが、ドジャース大谷翔平投手との対戦も見応え十分の2打数1安打で、日米、さらに開催地となった韓国のファンを熱狂させた。ダルビッシュにとってこの日一番の見せ場となったのが、3回2死満塁のピンチ。フルカウントから渾身の速球で空振り三振を奪うと、マウンド上で全力で吼えた。
【映像】ダルビッシュが吼えた!全身全力で投げ込んだツーシーム
ダルビッシュはインタビューなどでは落ち着いた口調で語る印象が強い選手だが、いざユニフォームを来てグラウンドにいる時は、熱く燃える。ベンチ内ではチームメイトたちと笑顔で談笑し、マウンドに上がってテンションMAXの時は、まさに鬼神そのもの、ピンチを切り抜けた際には、熱い感情を隠すことなく、大きな声を出すことも珍しくない。
4度目の開幕投手で、初勝利を目指したダルビッシュは1回、2回とすんなり抑えていたが、3回にピンチが到来した。2死から、この日2度目の対戦になった大谷翔平投手に痛烈なライト前ヒットを打たれると、そこからフリーマン、スミスと連続四球で2死満塁に。警戒していた大谷に弾き返されたことの反動か、自らピンチを招く結果になっていた。
ここで再度ギアを入れ直したダルビッシュは、昨シーズンの打率が.212ながら104打点を稼いだ強打者マンシーと対戦。1、2、4球目にカーブを入れ込み、合間に速いボールを挟んでカウントを整えたが、6球目のスイーパーが外れてフルカウントに。次がボールなら、押し出しで先制点を許すという痺れる局面だった。
するとここでパドレスバッテリーが選んだのは、真ん中から外に逃げていくようなツーシームだった。球速93.7マイル(150.8)と、力を込めつつ曲げたボールは、やや外よりに構えていた捕手のミットにドスン。マンシーのバットが空を切ったところを確認すると、ダルビッシュは思い切り吼えていた。
心がおもったシャウトに、ファンからも「ダルの咆哮かっけええ」「これぞエースだ」「かっこいい」と絶賛するファンが大量に溢れていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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