【セリエA】インテル 1-1 ナポリ(日本時間3月18日/ジュゼッペ・メアッツァ)
執念がプレーに現れた格好のシーンとなった。インテルのDFマッテオ・ダルミアンは、ナポリのFWフヴィチャ・クヴァラツヘリアのドリブル突破に対応した際、途中でバランスを崩して転倒。しかし、それでも最後まで諦めずに身体を張ってピンチを防いだ。
注目のシーンは57分に発生する。ナポリのクヴァラツヘリアが左サイドからドリブルを仕掛けると、対峙したインテルのダルミアンが身体を入れながら対応。バチバチの球際の攻防となる中、ダルミアンが途中でバランスを崩して転倒。クヴァラツヘリアは抜け出せばボックス内でチャンスを作れる状況となったが、ダルミアンは顔面ブロックすらも厭わない勢いで身体を投げ出してコースを塞いだ。
ボールはゴールラインを割ることとなったが、その際にダルミアンの手がボールに触れたのではとクヴァラツヘリアは抗議。ダルミアンはギリギリで手を避けていたことがリプレイでも確認でき、本人は否定したことで2人は小競り合いとなった。
この人間ロケットディフェンスはSNSでも話題となり、「素晴らしいw」「よくよけた」「クヴァラのドリブルをダルミアンが滑って止めるw」などのコメントが寄せられている。ちなみに、最終的に2人は握手をかわし、試合に戻っていた。
ダルミアンはこのナポリ戦で43分に先制ゴールをゲット。34歳のベテランDFは攻守で躍動した。
(ABEMA de DAZN/セリエA)