【ラ・リーガ】オサスナ 2-4 レアル・マドリード(日本時間3月17日/エル・サダール)
レアル・マドリードがオサスナを4-2で下した一戦で、珍事件が起こった。オサスナのGKセルヒオ・エレーラが蹴ったクリアボールは相手陣地まで飛んでいくかと思いきや、ボールが画面外に外れた直後に垂直落下。これにはファンも「初めて見た」と驚いている様子だ。
話題のシーンは89分に起こった。レアル・マドリードのMFフェデリコ・バルベルデのプレスを受けたオサスナのGKエレーラは、繋ぐのを諦めて前方に大きくクリア。敵陣内に余裕で届く高い軌道だったが、ボールがセンターライン付近で垂直に落ちてきたのだ。
一瞬、誰もが混乱するシーン。笛が鳴って試合が止まり、リプレイ映像が流れると、原因が明らかになる。スタジアム上部からワイヤーに吊るして空中から撮影できるカメラ、通称スパイダーカムだ。ボールがこのカメラに当たってしまった結果、バウンドして垂直落下していたのだ。
この珍しいシーンにファンは、「スパイダーカメラに当たるとこなんか初めて見た」「スパイダーカメラにあたる!?」「えぇこれすげぇwww」と珍しい光景に興奮している様子だった。
スパイダーカムは、2010年頃からFIFAワールドカップやUEFAチャンピオンズリーグなどで導入。かれこれ10年以上使われているが、ボールが直撃する事例は滅多にないため、多くのサッカーファンにとって衝撃映像になった。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)