【ポルトガル】スポルティング6-1ボアヴィスタ(日本時間3月18日/エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ)
鳥の眼がついてるかのような空間認知能力と圧巻のパスでゴールを演出した。スポルティングの日本代表MF守田英正が、見事なダイレクトパスでアシストのアシスト。攻撃のスイッチを入れて存在感を放った。
注目のシーンはスポルティングが0-1で追いかける展開で迎えた44分だった。攻めるスポルティングは敵陣中央やや左の位置からDFマテウス・レイスがFWパウリーニョへ縦パスを送ると、これをワンタッチでMF守田へと落とす。これを受けた守田は、釣り出されたDFの背後のスペースに左足でドンピシャダイレクトを送り、抜け出したパウリーニョがクロス。最後はゴール前に走り込んだスウェーデン代表ビクトル・ギェケレスがスライディングシュートを決めた。
この守田のプレーにはファンも「良いパス出すねえ」「絶妙なパス」と絶賛のするコメントがSNSでみられた。
守田は4日に行われた欧州リーグのアタランタ戦で、敵地に向かう途中で発熱し体調不良で欠場していた。しかし、見事な回復を見せてこの試合に先発すると、42分には華麗なフリックを披露するなど中盤で攻撃の起点となる好プレーを随所に見せた。
試合は6-1でスポルティングが逆転勝利。守田は89分までプレーしている。
(ABEMA de DAZN/ポルトガル)