【北中米ワールドカップ・アジア2次予選】日本代表 1-0 北朝鮮代表(3月21日/国立競技場)
北朝鮮代表のとんでもないラフプレーにスタジアムが騒然とした。日本代表のDF菅原由勢が、ヘディングで競り合った際に相手の肘が顔面に直撃して悶絶。そばに駆け寄ったMF堂安律も心配そうに見守った。
日本が1-0のリードで迎えた21分だった。日本陣内の右サイドで高く上がったルーズボールを菅原がヘディングで競り合うと、北朝鮮のFWチェ・ジュソンの肘が思いきり顔面にクリーンヒット。菅原はピッチに倒れ込むと、足をバタバタしながら悶絶し、見かねた堂安が「肘が入った」とスタッフ伝え、状態を心配するほどだった。
これに対して日本のサポーターからは、「菅原大丈夫か?」「顔面にクリーンヒットしてるやん」「これはやりすぎ」「まだ前半なのに暴れてんなー」「選手を怪我させないで」「顔面に肘は痛い」「うちの菅原さんに何すんだ」など心配する声がSNSに多く上がった。
菅原は所属するAZで、3月10日のエクセルシオール戦でアシストを記録すると、17日のフォレンダム戦では2ゴールの大活躍。好調の中で代表戦に臨んでいた。ただ、この試合では21分に肘打ち、73分に危険な足裏タックルを食らってダメージを負い、74分に橋岡大樹との交代を余儀なくされた。
なお、試合は日本代表が1-0で北朝鮮代表に勝利している。