【明治安田J1リーグ】鹿島アントラーズ 2-1 川崎フロンターレ(3月17日/茨城県立カシマサッカースタジアム )
鈴木優磨が主役の一幕だった。
54 分、鹿島アントラーズのカウンターの場面で、濃野公人が自陣のセンターサークル内から20mほどボールを持ち運んだものの、川崎フロンターレのFWマルシーニョによる後方からの接触で止められてしまった。すると鈴木がブチ切れ、即座にマルシーニョに詰め寄り、今にも乱闘が始まりそうな空気が漂った。
察したチームメイトらが敵味方入り乱れ小競り合いを止めようともみ合う中で、川崎のDFジェジエウの手が鈴木の顔面にヒット。そこまでハードな接触には見えないが、鈴木は顔を押さえて地面に転がり大きく痛がる様子を見せた。
視聴者からは「あんなんで痛がるならサッカーできないだろ」「いや痛がり過ぎw」など鈴木の演出と捉えるコメントが集まったが、鈴木は2月に右頬骨骨折の手術を受けたばかりで、つい先日までフェイスガードをつけて試合に出場する怪我明けの状態でもあった。
この試合で解説を務めた水沼貴史氏は「痛いところだったかもしれませんね」と鈴木の状態を思慮。怪我の回復に遅れが出ないことを祈りたい。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)