【明治安田J1リーグ】湘南ベルマーレ4-4浦和レッズ(3月17日/レモンガススタジアム平塚)
圧巻の個人技で敵陣ボックス内の密集地帯を切り拓いた。湘南ベルマーレが華麗なマルセイユルーレットから強烈シュートを放ち、最後はFW鈴木章斗が足を伸ばしてネットを揺らした。これにはファンも「スーパーゴール!」「神神神崩し!」と大興奮となった。
注目のシーンは1-1で迎えた31分だった。湘南は相手ボックス手前まで攻め込むと、MF池田昌生から田中聡へとパスを送るが、少し前方にずれてしまう。このボールに咄嗟に反応した田中がマルセイユルーレットで相手を華麗に交わすと、その流れから左足で強烈シュート。シュートコースに位置していた鈴木が左足を伸ばしてコースを変え、ボールは浦和ゴールへと吸い込まれた。
このゴールにファンは「うますぎ!」「マルセイユルーレット!」「ルーレットうま」「神神神崩し」「スーパーゴール」「田中ノリノリじゃん」「田中すごすぎ」と大興奮の様子となった。
田中は22分にチームの1点目の起点となるスルーパスでゴールを演出すると、さらに73分にはポスト直撃の強烈ミドルを放ち、ルキアンのチーム4点目となるゴールもお膳立て。中盤を精力的に動き回り攻守において獅子奮迅の活躍を見せた。
試合は4-4で引き分け。湘南は昨季リーグ最小失点の浦和レッズから圧巻の4ゴールを奪う攻撃力を発揮した。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)