【リーグアン】モナコ2-2ロリアン(日本時間3月17日/スタッド・ルイ・ドゥ)
ロリアンFWトシン・アイェグンが、目を逸らしたくなるような危険なファールを犯した。モナコDFウィルフリード・シンゴの足首をスパイクの裏で踏みつけてしまったのだ。
89分、ロリアンが右サイドから攻めこむ場面で、中央にパスが入るとMFイムラン・ルーザのトラップが流れてルーズボールになる。するとこのボールを回収するためにシンゴとトシンが競り合ったところで事故が起こった。
トシンがシンゴの右足首をスパイクの裏で思いっきり踏みつけてしまい、コートジボワール代表DFの足首がぐにゃりと曲がってしまったのだ。このプレーを受けて、当然のことながらトシンは一発レッドで退場になった。
このシーンに対して解説のフローラン・ダバディ氏は「トシンは削ろうとはしていないけど遅かった」とファールの原因について言及した。そして「ただ足を踏んだだけって言うんですけど、でもこれはやっちゃいけないことですよ」と自身の見解を語っている。
退場となってしまったトシンは今季公式戦16試合に出場しているが、イエローカードすらもらったことがなく、今回のレッドカードが初めてのカードとなっている。この事実からも本人に悪気がなかった可能性が高いものの、危険なプレーは当然アウトだ。
なお足首を踏まれてしまったシンゴは、その後ゆっくりと立ち上がり試合終了までプレーを続けた。大事にならなくて何よりである。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)