【リーグアン】モナコ2-2ロリアン(日本時間3月17日/スタッド・ルイ・ドゥ)
モナコFWユスフ・フォファナのまるで戦車のような強烈なフィジカルが相手DFに炸裂した。前方に立ちはだかるロリアンDFのジュリアン・ラポルトを、正面からぶつかって吹き飛ばしたのだ。このシーンにファンは「もはや、交通事故だろ」と驚きの声を上げている。
37分、ハーフラインあたりで味方のパスを受けたフォファナはドリブルを開始すると、相手の両脇からのプレスをものともせず、20メートルほどボールを前進させた直後に衝突事故が起こった。ボックス手前でロリアンMFティエムエ・バカヨコにボールに触られてしまい、ボールが前方に大きく転がった。ボールはラポルトとの五分のボールになってしまう。マイボールにしたいフォファナは、ラポルトとの接触も厭わず体ごと突っ込んだところ、先に触った相手DFを吹き飛ばしてしまったのだ。
流石に審判のファールでこのプレーを止めたのだが、痛みで地面にうずくまるラポルテとは対照的にフォファナは無傷の様子だった。このシーンにファンは「もはや、交通事故だろ」とその強靭さに驚きの声が上がった。
この試合のフォファナは1ゴールを決めたほか、守備面でも体を張るプレーを見せたためスタッツサイト『Sofascore』の採点ではチーム最高の8.9点を記録している。体を張れる点は武器だが、相手を怪我させない範囲にして欲しいものだ。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)