【北中米ワールドカップ・アジア2次予選】日本代表 1－0 北朝鮮代表（３月21日／国立競技場）
前田大然が圧巻のスピードでプレスを仕掛け、あっという間にゴールへと迫った。日本代表FWが相手のキックオフ直後に爆速ダッシュでボールを奪うと、自らシュートまで運んだ。これにはファンも「シュート綺麗すぎ」「プレスは武器になる」と絶賛の声が挙がっている。
日本代表はFIFAワールドカップ2026アジア2次予選 兼 AFCアジアカップサウジアラビア2027予選の第3節で北朝鮮代表と国立競技場で対戦。開始早々の2分に田中碧のゴールで先制すると、直後のプレーで前田大然が魅せた。
北朝鮮がキックオフでボールを後ろに送り、右サイドバックへと預けると、その瞬間、前田大然が猛スピードで相手の元へプレスを仕掛ける。北朝鮮DFがその勢いに慌てたのかボールの処理に手間取っていると、日本代表FWは一気に距離を詰めてボールを奪い切って、そのままドリブルでボックス内へと侵入してみせた。相手に迫られる中で前田は最後、左足で滑り込みながらシュートを放ったが、これは惜しくもゴール左へと外れていった。
このシーンを目撃したファンはSNSで「シュート綺麗すぎ」「プレスは武器になる」「シュートも惜しかったなぁ」「ナイスプレス」「大然まじでキレッキレ」と抜群の存在感を放った前田大然に絶賛の声が挙がった。
存在感を放ったのはプレーだけではない。これまでのトレードマークであったスキンヘッドから髪を少し伸ばしたことが試合前から話題となっていた。合宿中に黒髪から金髪にイメチェンし、"新しい姿"でピッチを縦横無尽に駆け回った。
スタッツサイト『Sofascore』によるとこの試合で前田はパス成功率83%、地上デュエル14戦10勝、採点は「7.8」と、両チーム合わせてトップ数値を記録するなどフル出場して代表チームをけん引。結果、日本は1－0で勝利を収め、聖地・国立競技場に詰めかけた約6万人のファン・サポーターの前で重要な勝ち点3を手にした。
（ABEMA／サッカー日本代表）
