【ポルトガル】スポルティング6-1ボアヴィスタ(日本時間3月18日/エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ)
サッカー経験者なら誰もが一度はやってみたいと思うであろう“ラボーナ”でスタジアムを沸かせた。スポルティングのポルトガル人FWヌーノ・サントスが華麗なトリックプレー“ラボーナ”でクロスを届けるスーパープレーを披露した。
衝撃のプレーはスポルティングが0-1でのリードで迎えた37分だった。攻めるスポルティングは、相手ボックス手前でMFモルテン・ヒュルマンドが左サイドのヌーノ・サントスにパスを送る。ボールを受けたヌーノ・サントスは左足でマイナス気味にトラップすると、蹴り足を軸足の後ろを通してキックする“ラボーナ”でクロスを送り込んだ。惜しくも味方には合わなかったが、意表をついたトリックプレーでスタジアムを沸かせて見せた。
実況を務めた安井成行氏は「昨シーズンのボアヴィスタ戦でこのラボーナで点を取っています。そのゴールがプスカシュ賞の候補にノミネートされました」と紹介。どうやらヌーノサントスにとっては得意のプレーのようだ。
“ラボーナ”といえば、かつてスポルティングで活躍し現在サウジアラビアリーグのアル・ナスルに所属するクリスティアーノ・ロナウドや、同じくスポルティングからキャリアを築いた元ポルトガル代表FWナニ、リカルド・クアレスマなども得意とするプレーだ。
ヌーノ・サントスも偉大なスポルティングの先輩たちのように、華やかなプレーでサポーターを沸かし続けてクラブのレジェンドになれるか。今後もこのポルトガル人アタッカーの遊び心満載のプレーに注目だ。
(ABEMA de DAZN/ポルトガル)